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【RISE】リベンジ&防衛成功した清水賢吾がピーター・アーツに11月対戦要求

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2018/09/16(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

飛びヒザ蹴りを命中させる金子(左)

▼第6試合 -53kg契約 3分3R
〇金子 梓(新宿レフティージム)
判定3-0 ※30-26、30-27、29-27
●酒井柚樹(はまっこムエタイジム)

 金子は空手とレスリングをバックボーンに持ち、3Rフルに攻撃を続けるスタイルでプロデビュー以来7戦全勝。第5試合の田丸辰とともに今年新設が予定されているRISEスーパーフライ級王座に最も近い存在と目されている。

 対する酒井はムエタイジム所属ながらパンチ&ローキックのコンビネーションを得意とする。はまっこムエタイジムはこれまで2選手が金子に敗れており、酒井としては仇を打ちたいところ。

 1R、ローの蹴り合いから始まり、パンチの打ち合いになると酒井が右フックをヒット。金子は顔面前蹴りで反撃する。圧力を強めて前へ出る金子はパンチとヒザ蹴りのコンビネーションを多用する。

 2Rはミドルの応酬があり、金子は再びパンチからヒザ蹴りのコンビネーションで前へ出る。酒井は右ミドルを蹴り、顔面からボディへのパンチで負けじと応戦。金子も顔面への前蹴りをやり返す。

 3R、パンチからのローでやり合う両者。金子はパンチを連打し、ローを交えて前へ詰めていく。金子が三日月蹴りからのヒザ蹴り、そしてパンチ連打でついにダウンを奪うと、ハイキックと三日月蹴り、そしてヒザ蹴りからのボディブローで追い込んで最後はパンチ連打で2度目のダウンを追加する。

 倒しきることは出来なかったが、2度のダウンを奪った金子が判定勝利。マイクを持つと「そろそろ僕のタイトルマッチを見たくありませんか? 相手は誰でもいいので。多分一人、アイツだと思いますが。今日と同じように自分の試合をして勝ちます。僕がベルトを巻く姿を見てください」とタイトルマッチをアピールした。


田丸(右)の右フック強打

▼第5試合 -53kg契約 3分3R
〇田丸 辰(平井道場)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
●林 祐哉(空修会館)

 田丸はまだ16歳の高校生ながら、プロデビュー以来6戦6勝の快進撃。サウスポーで卓越したボクシングテクニックとディフェンスを持ち、7月大会ではプロ6戦目にして他団体王者を破った。今年新設される予定のRISEスーパーフライ級王座に金子梓とともに最も近いと言われている存在で、“第二の那須川天心”との期待もかかっている。

 今回はアマチュア時代に1勝1敗の戦績で、何度もスパーリングをしたことがあるという林との対戦を迎えた。

 1R、田丸が左ハイキックを蹴ると林がグラつき、田丸は一気にパンチの連打を浴びせてダウンを奪う。無表情でダメージを感じさせない林は前へ出てくるが、そこへ田丸の左フックがヒットして2度目のダウン。田丸はラッシュをかけ、胴廻し回転蹴りもヒットさせて同体でマットに転がり込んだが、これはダウンと認められず初回KOを逃した。

 2Rになると田丸の手数が極端に減り、ガードを固めて待ちのスタイル。林が攻めてくるところにカウンターパンチを狙い、ヒザ蹴りを突く。林はパンチからのハイ&ローキック。

 3Rも待ちのスタイルの田丸に林はパンチを繰り出すが林はかわしていく。田丸は左フックのカウンターを狙って行き、ローを蹴って林の反撃を許さずに終了。判定勝ちとなった。

 田丸はマイクを持つと「1Rに胴廻しが当たって“よっしゃ”と思ったら、バテてしまいました。KOじゃなかったんですが、そろそろ僕のタイトルマッチを見たくないですか? 誰が来ても勝ちます」と、手数が減ったのはスタミナが切れていたことを明かし、タイトルマッチの実現をアピールした。

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