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【RISE】引退を懸けた防衛戦、清水賢吾「ナメてもらったら困るよ」

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2018/09/15(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

背水の陣で2度目の王座防衛戦に臨む清水

 9月16日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 127』のメインイベントで、RISEヘビー級王座2度目の防衛戦に臨む王者・清水賢吾(34=極真会館)のコメントが主催者を通じて届いた。

 清水は極真会館2007年全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級で準優勝したほか、2007年と2011年の全世界選手権大会に日本代表として出場。キックボクシングは2006年3月にプロデビューし、極真空手仕込みの破壊力ある攻撃で27勝(22KO)6敗とKOを連発している。

 しかし今年6月、ノンタイトル戦で対戦したピーター・アーツの愛弟子“Sterk”バダ・フェルダオス(21=オランダ/dojo Peter Aerts)に屈辱の初回KO負け。4年ぶりの敗北、8年ぶりのKO負けを喫し、今回はタイトルを懸けてのダイレクトリマッチとなった。

 清水は「会場に着いた時、豪華なセットを見てテンションが上がって、一番目立ってやろうというつもりでした。自分でもまさか負けるとは思ってなかったです。負けて本当に悔しい気持ちです。相手をナメているって事は勿論無いですけれど、相手の映像を見て自分が倒されると全く思っていませんでした」と試合を振り返る。

左フックの相打ちでバダ(左)にKO負けを喫した

「ファーストコンタクトで対峙した時に大丈夫だと思ったんですが、左フックを打った時にタイミング良く同時に合わされて自分の方が倒れてしまいました。そこで記憶が飛んでほとんど試合内容は覚えていません。後で映像を見ても効いているな、強かったんだなという感じですね。いつもなら相手が倒れていたと思うんですが、向こうの方がスピードありましたね。速かったです」

 試合後は「完全なKO負けだったら自分の中で諦めて引退っていう思いもあったんですけれど、KO負けではありましたがそこまで完全にやられた訳ではなかったので、すぐリベンジしたいという思いが湧いてきましたね」と、自ら再戦を希望して今回実現することになった。

 そして清水は今回の試合の決意を語る。「正直、この年齢で上がり目もそこまで無いので、自分の中で引退も考えています。とりあえず今回の試合に集中して全て懸けるって感じですね」

必殺のハイキックが唸りを上げるか

 プロとしてのラストスパートを意識しており、「極真空手をやっていた頃からキックボクシングをやっていたんですが、正直、自分がチャンピオンになれるとは思っていませんでした。RISEとシュートボクシング、GLORYの日本トーナメントでも優勝して、自分の中では出来過ぎというか想像よりもキャリアとしては頑張れたと思っているので満足はしています。

 あとは終わり方というか、格闘技人生のシメ方として良い終わり方をしたいですね。記憶にも記録にも残れたら良いです。自分らしくKOで、“一撃”で。強い印象のまま終わりたいですね。逆転満塁ホームランですかね。いつものように。『最後までソレかよ!』みたいなのでもいいです(笑)」と、多くの逆転劇を生んできた“一撃”を最後まで見せたいという。

 もちろん、今回タイトルを譲るつもりはなく「絶対、海外に流出させたくないです。キックボクサーとしてもRISEのチャンピオンとしてもRISEのタイトルを守らないと、と思います」と絶対死守を誓う。

 最後には「前回、バダ選手がKOしているので、僕をKO出来ると思っているでしょうが、今回はしっかり前回と比べ物にならないぐらいの仕上がりでいきます。RISEヘビー級王者・清水賢吾をナメてもらったら困るよ、と言いたいですね」とリベンジへの意気込みを語った。

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