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【新極真会】久保田千尋が南原朱里にリベンジして初優勝

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2018/10/15(月)UP

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突きだけでなく、パワフルな下段回し蹴りも放つ久保田(左)

▼女子準決勝第1試合
〇久保田千尋(21=久保田道場/第1回国際フルコンタクト空手道選手権女子重量級優勝)
延長戦 判定5-0
●石原凛々(17=岡山東支部)

本戦では得意のヒザ蹴りで久保田を迎え撃った石原

 石原は1998年第30回全日本空手道選手権準優勝、1999年第7回全世界空手道選手権第6位などの輝かしい実績を残した石原延の長女で、2017年『第4回全日本フルコンタクト空手道選手権』の軽重量級で3位になっている。

 距離を取って蹴りを出す石原に、久保田は接近して突きと下段回し蹴り。石原はヒザ蹴り、前蹴りで再び距離をとるが久保田が接近して突きを打つ。太ももへのヒザと突きを出す石原に久保田は突きの連打。本戦の判定は0-0で延長戦へ。

 ここでも回り込んで距離を取る石原に、接近して突きを打つ久保田。石原は後ろ回し蹴りを繰り出すが、久保田は構わず突きを打って前へ出る。久保田のパワフルな突きと下段回し蹴りに押される石原は突きで応戦したが、パワーの差はいかんともしがたく判定5-0で久保田が決勝進出を決めた。


世界選手権の準決勝を争った南原(右)と菊川(左)が、今大会でも準決勝で対戦

▼女子準決勝第1試合
〇南原朱里(19=福岡支部/第49回全日本選手権優勝)
延長戦 判定4-0
●菊川結衣(20=芦原会館/第1回~第4回JFKO全日本選手権軽量級4連覇)

激しい突きの打ち合いを繰り広げる両者

 菊川は男子顔負けのパワフルな突きの連打で、第1回大会から昨年の第4回大会までJFKO全日本選手権軽量級を4連覇。今年は決勝で敗れて5連覇を逃した。

 両者は2015年に開催された『第11回全世界空手道選手権』の準決勝で対戦し、再延長に及ぶ接戦の末に南原が勝利を収めている。

 序盤から突きの打ち合いとなり、菊川は下段回し蹴り、南原は後ろ蹴りを繰り出す。お互いに離れると前蹴りを放ち、接近すると突きと内股蹴り、ヒザ蹴りの応酬。両者一歩も下がらず打ち合う。本戦の判定は0-0で引き分け。

菊川の突きに下段回し蹴りを合わせる南原

 延長戦でも序盤から打ち合う両者。最後まで激しく打ち合い、南原に旗が1本上がったが規定の3本以上に至らず引き分け。

 再延長戦、南原の右の突きが菊川の顔面を直撃し、注意1。再開後、打ち合いの中で南原がヒザ蹴りを突き刺す。接近しすぎた菊川に押しによる注意1が与えられる。突き合いの中で南原が突きの回転を上げていき、強いストレートが叩き込まれる。ここで菊川が再び押しによる注意をとられて減点1。その直後に試合終了となり、判定4-0で南原が再戦も制した。


RESULT

▼女子入賞者
優 勝 久保田千尋(21=久保田道場)
準優勝 南原朱里(19=福岡支部)
第3位 石原凜々(17=岡山東支部)
第4位 菊川結衣(20=芦原会館)
※上位2名は「第12回全世界空手道選手権大会」女子日本代表に決定

▶︎男子の部は島本雄二が4度目の優勝、来年の世界大会連覇に向けて好発進

 

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