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【BOM】石井一成がHIROYUKIからダウン奪い王座獲得、名高は新鋭タクトに貫禄の完封勝ち

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2020/06/28(日)UP

小野寺力の愛弟子・加藤(右)が世界王者・知花を下しBOM王座獲得

▼第6試合 WMC 日本 スーパーバンタム級(55.34kg)契約 3分5R (延長なし・肘あり)
●知花デビット(エイワスポーツジム)
判定0-3 ※48-50、48-49、48-50
○加藤有吾(RIKIX)

1Rは知花がカーフキックで優勢、2R序盤には右ストレートをヒットし大きなチャンスを迎えた

 知花は12年にMAキックでデビューし、WBCムエタイ日本統一バンタム級王座など日本四冠を獲得。確かなムエタイ技術と強打を武器にヒジありルールで活躍。昨年4月にはMA日本スーパーバンタム級王者・大久保拓に1R左フックでKO勝利し、WMAF世界スーパーバンタム級王座を獲得した。

 対する加藤は「キックの赤い薔薇」と呼ばれた小野寺力の愛弟子。元ラジャダムナン王者・石井宏樹から直接指導を受けるRIKIXのホープだ。昨年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座に挑戦し、見事初戴冠した。

 1R、プレッシャーを掛けるのは知花。加藤はリズムを取るようにフットワークを見せるが、知花の右カーフキックが効き3発でバランスを崩す。加藤はカウンターのタイミングを狙うが、プレッシャーを掛ける知花が主導権を握る。

パンチの手数で勝る加藤がペースを渡さず、知花を圧倒して勝利

 2R、開始早々の知花の右ストレートがクリーンヒットし加藤が後退。知花が左右フック、至近距離のヒジで追い詰めるも、加藤は手を出し続け回復の時間を稼ぐ。終了30秒前に加藤がワンツーをクリーンヒットさせると今度は知花がダメージを受け後退。ロープに追い詰めた加藤が左フックで追撃するも、知花はゴングまで耐えきる。

 3Rは加藤が上下の打ち分けでヒットを稼ぎ、知花は鼻から流血。4Rには知花が単発のパンチを返すが、加藤は細かい出入りでヒットを許さず、3Rに続き知花の空転が目立つ。

 最終Rも加藤がワンツーから右ハイキックで知花をロープに詰め、知花のパンチにカウンターを合わせる。最後まで手数が止まらない加藤が知花をこかしたところで試合終了。手数でペースを握り続けた加藤が世界王者の知花を撃破した。


四冠王・渡辺が狙い澄ました左ストレート一撃でKO勝利

▼第5試合 BOM フェザー級(57.15㎏)契約  3分5R (延長なし・肘あり)
○渡辺優太(エイワスポーツジム)
KO 2R3分0秒 ※左ストレート
●昭彦(尚武会)

 渡辺は日本四冠を経験する和製ムエタイ戦士。昨年、元シュートボクシング王者・内藤大樹やWMF世界王者・ニューイェンなど強豪に連敗してしまったが、紛れもない強豪の一人だ。昭彦は大物を食って名を上げられるか。

 1R、サウスポーの渡辺をリングの中心に置き昭彦が回る静かな展開。2Rに入ると昭彦が直線的に詰め、左フック・左ボディでプレッシャーをかけると、打ち終わりに渡辺が左ローを返す。

スピードのある昭彦相手に渡辺は貫禄を見せる戦い振りを見せた

 ローの打ち合いで双方前足を削ったラウンド終了間際、左ミドルのモーションに入った昭彦の顔面へ渡辺が左ストレートがカウンターで打ち込みダウンを奪取。立ち上がれない昭彦を見たレフェリーはカウント途中で試合をストップ。渡辺がワンパンチで仕留める衝撃KO勝利を収めた。

 勝利のリング上でマイクを握った渡辺は「ONEに出てて、1勝するためにがんばってきたんですけど連敗続き。後が無い状態だったんですが、こんな時期に試合を組んで下さって感謝しています。ちゃんとKOで倒せて次につなげられるよう勝ててよかったです」と笑顔で安堵のコメントを残した。

▶︎次ページは誓vs佐藤ほか

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