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元K-1 内田ノボル、2RにTKO勝利しキングダム初代打撃王に輝く

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2020/09/22(火)UP

超人イリエマンがパウンド連打で18秒KO勝利

キングダムエルガイツ
『立川格闘技フェスタ2020』(2P目)
2020年9月21日(月)東京・立川コロッセオ

試合開始前

 内田vs瀧川のメインイベント後、ダークマッチとして「DEEPヘビー級タイトルマッチ(DEEP佐伯繁代表非公認)」超人イリエマンvs安藤深夜が行われた。ルールは世界一過激と自認するエルガイツルールレベル4(ヒジ・頭突き・金的有り)だ。

 両者は2007年のclub DEEP新宿FACE大会で対戦、1R3分52秒腕ひしぎ十字固めで入江秀忠(現イリエマン)が勝利している。

 この試合は試合時間わずか1分で行われ、KOか1本以外で試合終了の場合、いかなる場合もイリエマンの負けとなる特別ルールで行われる。このタイトルマッチは非公認とはいえ、入江が2005年にこのタイトルを獲得した当時のDEEPコミッショナー、荒川紘光氏が非公認タイトル認定宣言を行い、イベントのサブタイトルでもある日本復興の意味合いで掲げられた国旗の前で国歌斉唱されるなど本格的。

 試合はゴング開始早々、カカト落としが安藤に直撃。グラついた安藤をイリエマンががぶり倒しそのままマウント奪取。パウンドを連打しわずか18秒でKO勝利した。

 試合後マイクをとったイリエマンは、観客、そしてオンラインで観戦する視聴者に向け、コロナ禍で必死に日本の医療を支え続ける医療従事者に向けて場内を暗くしてペンライトでメッセージを送った。そして「本イベントは日本に少しでも元気を届けられたらという思いから立ち上げました。本当にいろいろな方々の協力なくしてできなかったメガイベントです。もう、これからの目標は定まっています。俺は明日からすぐ動きます。俺が日本に元気を与えに行くから、辛いこともきっとあるだろうけど、俺が来るまで生きて待ってろ!」と叫んだ。入江代表の言う新たな目標とは一体何なのか?格闘技界で散々異彩を放ってきた入江の今後の動向に注目だ。

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