元K-1 内田ノボル、2RにTKO勝利しキングダム初代打撃王に輝く
キングダムエルガイツ
『立川格闘技フェスタ2020』
2020年9月21日(月)東京・立川コロッセオ
▼初代打撃王決定戦3分×3R(ルール=1R ナックルファイト、2R 剣豪<キックボクシング>、3R エルガイツ<MMA> )
〇内田ノボル(翔拳道/新日本キックヘビー級王者)
TKO 2R 0分27秒 ※パンチ連打
●瀧川 翎(たきがわ・りょう/RKS 顕修塾/K-1ジャパントーナメント3位)
キングダムエルガイツが主催するインディー格闘技界のメガイベント「立川格闘技フェスタ2020」が19日から22日まで開催されたが21日のメイン大会では多くのプロ選手が参戦。元K-1で活躍した46歳の内田ノボルと、50歳の瀧川翎が対戦した。
内田は日本人離れした体格でMAキックと新日本キックのヘビー級王座を戴冠。過去にはマイケル・マクドナルドやアレクセイ・イグナショフといった世界の強豪も破っている。2010年に一度引退したが、16年にキングダムエルガイツで約6年ぶりに復帰し、その後も継続参戦している。
対する瀧川は98年のK-1ジャパントーナメントで3位の実績を持ち、16年には46歳で初代MA日本クルーザー級王座を獲得。19年11月には『S-BATTLE』ヘビー級王座にも挑戦しており、50歳にして戦い続け“鉄人”と称される。
ルールはラウンドごとに異なり、1Rはパンチとバックブローのみが許されたナックルファイトルール、2Rは首相撲なしのキックボクシングによる剣豪ルール、3RはMMAというミクスドルールとなる。MMA経験でいえば、瀧川は『HERO’S』や『HEAT』にも参戦しMMA戦績6勝7敗、内田はキングダム20周年記念大会でMMAデビューを果たしたものの涙を飲んでいる。内田はMMAルールでは不利と予測、3Rに入る前に仕留めると宣言していた。
1R、両者ジャブでの交戦の後、瀧川がケージに詰め連打するが、内田はガードを固めここから逃れる。後半、内田は反撃に転じ、左ボディの連打と右フックで瀧川をダウンさせる。
2R、内田は飛びヒザ・後ろ回し蹴りからパンチの連打に入って瀧川を攻め落とし、立ち上がった瀧川だがレフェリーが試合をストップした。
勝利した内田は試合後マイクを持ち「いろいろあるでしょうが、選手は戦うのが仕事。大変な中ではあるがこうやって場を与えてくれる(入江)代表はありがたい。」と感謝の言葉を述べた。
▶次ページはダークマッチで超人イリエマンが秒殺KO勝ち
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