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【ムエローク】ムエタイ才女・伊藤紗弥がAyakaにリベンジ勝利し、新王座奪取

怒涛のヒジとパンチの連打でRINAが祥子に勝つ
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2021/04/25(日)UP

終始アグレッシブに攻めたRINA(右)が勝利

▼第13試合 WMC女子ピン級2分3R
○RINA(谷山ジム小田原)
判定3-0  ※30-28、29-28✕2
●祥子JSK (治政館)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

RINAがアグレッシブに肘で攻める

 祥子は、二児の母でキックボクシングジム「JSK KICKBOXING GYM」の代表の顔も持つキックボクサー。様々な団体で戦績を重ね、これまでに2度タイトルマッチの経験もある。現KNOCK OUT王者ぱんちゃん璃奈とは2度の対戦で話題になった。
 昨年12月には伊藤紗弥に判定負け、今年1月にはRISEで判定勝利、2月にはシュートボクシングでMISAKIに判定負けと、黒星先行ながら月イチペースでの連戦もいとわない猛者だ。

 対するRINAはオーストラリアと日本の2つの血を引き、こちらも様々な舞台で活躍している。現在のKrush女王・壽美やRISE女王の寺山日葵とも拳を交えた経験を持つ。

祥子(左)に打たれても突き進むRINA

 1R、RINAは序盤からローや前蹴りからパンチで攻め、フックをたびたびヒットさせる。祥子に返されても打ち続けるRINAは、組まれても飛び上がって上からパンチ・ヒジ。さらにはヒジの乱打から回転ヒジまで繰り出し攻め込み続けるRINAのアグレッシブさが光る。

 2Rも変わらず猛攻スタートのRINAは、パンチラッシュからのスーパーマンパンチも。祥子も後手気味ながら右を何度かヒットさせるが、もらっても突き進み続けるRINA。組んでも祥子のヒジには倍のヒジを返し気迫十分だ。

RINAの上段前蹴りが祥子にクリーンヒット

 3R、ヒザで飛び込むRINA。祥子もパンチ連打で攻め込むも、RINAの圧力が強い。次第に祥子のパンチもヒットしはじめ、RINAからの組みの展開が目立つが、そこでもヒザを入れ続けるRINA。ラストはRINAが押し込んで右ヒジの嵐からバックハンドブロー。

 判定は30-28、29-28が2者で、終始積極的に攻め続けたRINAに軍配が上がった。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

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