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【チャクリキ】プロレスラー佐野直、MMAルールで秒殺TKO勝利、そして那須川天心戦へ応募

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2021/06/03(木)UP

メインイベントを勝利で飾ったKENSO(右)が、アントニオ猪木の「1・2・3・ダァーッ!」で締めた

ドージョーチャクリキ
『CHAKURIKI 10 Bright Future』(3P目)
2021年5月30日(日)大阪・世界館

▼メインイベント 第7試合 60分1本勝負
●鈴木悟(TAKE IT EASY/チャクリキ)
9分25秒 ※首固め
○KENSO(フリー)

場外戦も繰り広げられた

 メインイベントは元新日本プロレス、元WWEスーパースターのKENSOが、元ボクシング第48代 、第50代日本ミドル級王者&第4代 SB日本スーパーウェルター級王者の鈴木悟との一騎討ち。鈴木にとっては2018年10月のプロレスデビュー以来最大の試練となった。

 まずはロックアップからスタート。KENSOが張り手から場外戦へなだれ込み机を鈴木に投げつけ更に鉄柱攻撃を繰り出す。リングに戻りKENSOはSTFで鈴木を絞り上げる。
 KENSOの張り手の音に場内がどよめく。観客からは「もう一発」コール。ここからブレーンバスターへいこうとするが、鈴木が意地で返す。

KENSO(左)の張り手の音に場内はどよめいた

 ここから鈴木がキック、KENSOの逆水平チョップの打ち合いへ。これに勝利したのは鈴木、しかし崩しきれない。
 KENSOがブレーンバスターで決めにかかるも、鈴木はこれを耐える。パワー合戦になるかと思いきやKENSOが隙を突いて首固めで3カウント。
 日本人ヘビー級同士の対戦はKENSOに軍配が上がった。

 最後はKENSOがマイクで「今日はありがとうございました。コロナの中でプロレスラーも頑張っております。何卒お力添えをよろしくお願い致します。今日はリングアナに私の先輩の元新日本プロレスの田中ケロさんもいるということで、アントニオ猪木会長の1・2・3・ダァーッ!で締めたいと思います。元気ですかー!いくぞ!1・2・3・ダァーッ!」と大会を締めた。

▶︎次ページはキックマッチ4試合「竜義が流血のKO勝利」ほか


激しく流血しながらも竜義(右)がTKO勝利

ドージョーチャクリキ
『CHAKURIKI 10 Bright Future』(4P目)
2021年5月30日(日)大阪・世界館

▼第4試合 キックマッチ ウェルター級 3分3R(延長なし)
○竜義(チャクリキ武湧会)
TKO 2R 2分17秒
●中野功貴(颯修館)

 チャクリキの超新星としてプロデビュー以来、4戦3勝(2KO)1敗の好成績を収めて来た竜義。対戦相手の中野はアマチュアで4戦4勝の無敗の新鋭対決。

 1R、竜義がロー、中野がパンチを繰り出してお互いペースを掴もうとする。中野がコンビネーションを繰り出したところで竜義のカウンターパンチが決まりダウン。しかし、このあとダウン後に竜義がパンチを当ててしまったため減点となる。再開後は竜義がペースを掴みコーナーに追い詰める場面もあったが中野が反撃、パンチがヒットし竜義をぐらつかせる。

 2R、1Rと変わって両者慎重に距離をとる。ここで中野が攻めに転じ竜義に何発もパンチを当てるもダウンまではいかず。すると竜義が反撃、中野をコーナーに追い込みパンチの連打がヒットしダウン。
 中野は立ち上がるもレフェリーストップとなり、竜義がプロ4勝目をあげた。

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