2021/06/05（土）UP
（最終更新：2021/06/05 12:54）

1 日3試合のT決勝で起きた壮絶な“2発”ハイキックKO！@streetfight Banned-choより

　5月30日（日・日本時間）に米フロリダ州マイアミで開催された総合格闘技イベント『Combate Global』でスゴ技と壮絶KO劇を紹介する。
　メインイベントで行われたバンタム級トーナメント決勝のデイビッド・マルチネス（23=メキシコ）とフランシスコ・リベラ・ジュニア（39=米国）の一戦。

▶︎【動画】“テンプル一撃”ハイキックKO劇！

　バンタム級王座を8名で争うワンデートーナメントで、マルチネスもリベラも共に2試合を勝利し、3試合目となる決勝へ臨んだ。

　試合は2R、マルチネスが強烈な左インサイドローで、リベラの意識を下に向かわせると、同じモーションで首元に左ハイキック！
　ふらつきながらも前進するリベラに、マルチネスは右アッパーから左右フックの連打を浴びせると、トドメとばかりに今度はこめかみ部分に2度めのハイキック！
　強烈な一撃で後方に倒れるリベラ。マルチネスが覆いかぶさるようにパウンドで追撃した所でレフェリーが試合を止めた。

　1日で3度目の試合で見事なKO勝利を飾ったマルチネスの集中力とフィニッシュ力は、戴冠したバンタム級王者の実力に相応しいと言うしかないが、敗れたリベラも、ハイキックとパウンドの連打で失神しながらも、蘇生した瞬間マルチネスの追撃を制止するために間に入ったレフェリーの脚に、意識もうろうで判断かつかないのか、ひざ十字を仕掛けようとしている、その執念には脱帽するしかない。

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