まるでカネロの”骨を砕く一撃” 下にかわすとアッパーが直撃! さらに追撃の危険なKO劇=海外MMA
5月15日(土・日本時間)に米フロリダ州マイアミで開催された総合格闘技イベント『Combate Global』で、危険なTKO劇が起こった。
メインカードのライト級ワンマッチ、ジョーダン・ベルトラン(29=メキシコ)とホゼ・サラウス(27=ペルー)の一戦。
▶︎【動画】下にかわすとアッパーが顔面に! さらに追撃のKO劇
ベルトランは15年にプロデビューし、勝ち負けの波はあるものの、MMA戦績10勝6敗で、勝ちは、全てフィニッシュ決着(3KO/7一本)。アグレッシブなファイトスタイルが特徴で、昨年10月にはキックボクシングルールでも試合を行い、初回TKO勝利を収めた。
対するサラウスはプロMMA21勝7敗1分けの成績を持つペルー国内のトップ選手。前戦となる昨年3月の試合でTKO負けをしており、今回が再起戦となる。
第1ラウンドは技術の高さで試合の主導権をサラウスが握ったが、第2ラウンドに「もっとかかってこい」とサラウスを挑発するベルトラン。気押されたか、サラウスがケージまで大きく下がると、ベルトランが右を大きく振りかぶるとサラウスは斜め下からのフックと思ったのだろう、かわすために身体ごと頭を下に下げると、そこに右アッパーが顔面にクリーンヒット!
意識が飛び仰向けにバッタリ倒れるサラウス。ベルトランはすぐさま、馬乗りになり、サラウスの顔面に鉄槌を連打!殴られながらも意識が回復しガードしようとするサラウスだったがレフリーが試合を止め、2R1分15秒でベルトランがTKO勝利を飾った。
フックだと思って頭を体ごと下げた瞬間に下からアッパーが入るのは大変危険なものだ。上から落下する力と下からすくい上げるアッパーがぶつかるのだから威力は通常より相当上がるだろう。
今月9日にボクシングで全く同じ衝撃シーンがあった。”カネロ”アルバレスがフックのフェイントに相手が頭を下げ、その瞬間に放った右アッパー。その一発で眼窩底を含む複雑骨折を起こしTKO決着となっている。サラウスの無事を祈りたい。
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