2021/06/19（土）UP
（最終更新：2021/06/19 08:15）

北井が圧巻のKO勝利を飾った

ヒザ蹴りを見舞う北井

▼第6試合　ライト級（-63kg）3分3R 延長1R
◯北井智大（チームドラゴン/同級2位）
TKO 1R 2分25秒　※左フック→レフェリーストップ
●中尾　満（エイワスポーツジム/元新日本キックボクシング協会日本ライト級暫定王者）

　“RISE随一の激闘派”の北井と“激闘お祭り男”の中尾の対決。両者とも相手を殴り倒す強打を誇る。北井はRISEライト級2位のランカーで、中尾は元新日本キックのチャンピオンだ。

マイクアピールをする北井

　1R、中尾がサウスポーに構えて、左ストレートをヒットさせる。北井は前進して強烈な左ボディフックをヒット。中尾が時間差で悶絶してダウン。立ち上がった中尾に、北井が左右のフックを顔面、ボディにめった打ち。さらに、北井がコーナーに中尾を押し込んで右ヒザ蹴り、最後は左フックで完璧に沈めた。

　圧巻のKO勝利を見せた北井は「良かったKO出来て。これからも僕の試合を見にきてください」とアピールした。

拳剛はこの右のパンチをカウンターでヒットさせて、ダウンを奪った

戸井田も強烈なフックで応戦する

▼第5試合　バンタム級（-55kg）3分3R 延長1R
◯拳剛（誠剛館/同級3位、DEEP☆KICK 55kg王者）
判定3-0 ※30-25、29-26、29-25
●戸井田大輝（戸井田ジム/MA日本スーパーバンタム王者）

　拳剛は、長身から繰り出される伸びる打撃を武器とするDEEP☆KICK王者。対する戸井田はMA日本スーパーバンタム王者だ。

　1R、拳剛が左フックをカウンターで効かせて、追撃の右ストレートで最初のダウンを奪う。戸井田はパンチでの打ち合いを仕掛けて、拳剛と足を止めて打ち合う。終盤、戸井田の左フックで拳剛がぐらつく。

　2R、拳剛が戸井田のパンチに右ストレートをカウンターでヒットさせて2度目のダウンを奪う。戸井田は声を上げながらスイングフックで襲いかかるが、拳剛が右ストレートで2度目のダウンを奪う。戸井田は気合で立ち続け、前進を止めない。両者の激しい打ち合いに会場が湧く。

拳剛がダウンを奪う

　3R、戸井田が声を上げながら打ち合いを仕掛け、左右のフックで襲いかかる。拳剛もそれに応えるようにワンツー、左フックで応戦。拳剛が右の飛びヒザ、戸井田が近距離で右ストレート、右フック。3Rに渡る大激戦を拳剛が判定で制した。敗戦した戸井田にも会場のファンから大きな拍手が贈られた。

石月（右）がパンチの連打で圧勝した

▼第4試合　スーパーフェザー級（-60kg）3分3R 延長1R
◯石月祐作（KAGAYAKI/同級4位、DBSスーパーフェザー級王者、KROSS×OVERスーパーフェザー級王者）
判定3-0 ※30-26×2、30-25
●櫻井　健（Hard Worker/INNOVATIONスーパーフェザー級王者）

ダウンを奪った石月

　石月は、RISEスーパーフェザー級4位のランカー。DBSスーパーフェザー級王座や埼玉を中心としたKROSS×OVER同級王座を戴冠するなど、2冠王に輝いている。前回、RISEに参戦した際は竹内皇貴を相手にパンチ連打でKOしている。対する櫻井はINNOVATIONスーパーフェザー級王者の肩書きを持つ。

　1R、櫻井がサウスポーで左ミドルを蹴る。石月は接近してワンツー、ボディフックをヒット。2Rには石月がパンチを連打し、左ボディを効かせると、タイミング良く右ストレートをヒットさせてダウンを奪う。

　3R、序盤から石月がパンチの連打で攻め続ける。防戦一方の櫻井に石月がパンチ連打の中で左フックをヒットさせたところでスタンディングダウン。石月は左ボディ、右ストレートとパンチで攻めまくる。櫻井も左ローを返しながら立ち続けて、終了のゴングが鳴った。石月がパンチで圧倒して判定勝利した。

▼第3試合　-51.5kg契約　3分3R
◯星久保将城（蹴空ジム）
判定3-0 ※三者とも30-28
●帝征（KGMキックボクシングジム）

▼第2試合　バンタム級（-55kg）3分3R
◯松下武蔵（TRY HARD GYM/2019年Amateur RISE Nova全日本ジュニアトーナメント-55kg級優勝）
判定 3-0 ※30-28、30-27×2
●アレックス太田（HAMBOLT）

▼第1試合　フェザー級（-57.5kg）3分3R
◯山科直史（極真会館）
判定3-0 ※三者とも30-27
●三宅優心（KRAZY BEE）