【RISE】宮﨑小雪が紅絹を下し18歳新王者が誕生!“8頭身JKファイター”AKARIがトーナメント制し“女帝”寺山への挑戦権を得る
RISEクリエーション株式会社
『RISE 147』
2021年3月28日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合)RISEQUEENアトム級(-46kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長R
●紅絹(王者/NEXT LEVEL渋谷)
判定0-2 ※48-49、49-49、48-49
○宮﨑小雪(挑戦者/TRY HARD GYM/アトム級NEXTQUEENトーナメント2021優勝)
※宮﨑が新王者に
紅絹は2006年10月にプロデビューして以来、すでにキャリア60戦を超える大ベテラン。19年7月に、RISE QUEENアトム級(-46kg)王座を戴冠。20年2月には平岡琴とのダウン応酬の激戦を制し初防衛を果たした。
対する宮﨑は、姉・若菜と共にRISEのリングで存在感を発揮している期待のファイター。昨年1月には、1日2試合という過酷なワンデートーナメントを制覇。リング上から対戦を直訴し、紅絹とのタイトルマッチに漕ぎ付けた。
1R、リング中央の宮﨑を軸に紅絹が右回り。宮﨑が鋭いステップインからワンツー、右前蹴りを放つと紅絹の顔面をヒット。宮﨑の打ち終わりに紅絹がワンツー、左ローをヒットさせる。中盤には宮﨑の右ストレートで紅絹が大きくのけぞるシーンも。
2R、宮﨑がステップインから右ボディ、右フック。紅絹は宮﨑の打ち終わりに左ローを合わせるも、積極的に手を出さない。1分半過ぎから徐々に紅絹が手数を増やす。宮﨑の打ち始めに左ストレートをカウンターで合わせ、密着してからの離れ際に右バックハンドをヒットさせる。
3R、宮﨑が細かい出入りから左前蹴り、ワンツーと攻撃の主導権を握る。紅絹は宮﨑の打ち終わりに左ロー。入り際に左フックと、2Rと同様の戦術を続ける。宮﨑は攻撃のバリエーションを増やし、紅絹へプレッシャー。左ハイから右後ろ回し蹴りをつなげ、距離が離れると右ロングアッパーを見せ手数を増やす。
4R、宮﨑がコンビネーションに右ミドルを織り交ぜる。中間距離ではワンツーから右ミドル、長距離では右ミドルから左右パンチと、蹴りとパンチを混ぜたコンビネーションで紅絹を攻める。紅絹は宮﨑の離れ際を狙い左フックをヒット。返しの右フックもヒットさせる。
5R、紅絹がパンチの回転を上げ、右ジャブから左フック、オーバーハンドの左フックを次々に宮﨑へヒット。宮﨑は右前蹴り、右ミドルで紅絹を突き放すも、紅絹は左フックをカウンターでヒット。離れたがる宮﨑を追い詰める。宮﨑は右前蹴り、ワンツーで紅絹に応戦。両者手数、フットワークを止めないまま5R終了のゴングが鳴り響いた。
ジャッジは1者目が宮﨑を支持し、2者目がドロー。最後の1者が宮﨑を支持した瞬間、18歳の新王者が誕生した。
涙を流しながらマイクを握った宮﨑は「小学校6年の時に亡くなった母へ、一番になった姿を見せられました。これからもRISEチャンピオンとして恥ずかしくないようにもっと強くなれるよう、宮﨑姉妹、トライハードの応援よろしくお願いします」と新王者の第一声を会場のファンへ届けた。
▼この試合の動画
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