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【KNOCK OUT】技巧派・花岡竜がハイスピードバトルを制して新王座に就く、サンチャイが王者・白幡裕星を撃破

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2021/09/26(日)UP

サンチャイ(右)が王者・白幡を下した

▼第7試合 スーパーファイト KNOCK OUT-RED -53.0kg契約 3分3R・延長1R
●白幡裕星(橋本道場)
判定0-3 ※28-30×2、28-29
◯サンチャイ・TEPPEN GYM(TEPPEN GYM)

 白幡は18年10月にプロデビューすると、抜群のテクニックを武器に19年12月1日にMuayThaiOpenスーパーフライ級王座、21年2月には敗れていた老沼を撃破して念願の王座を獲得。続く6月にはプロボクシングで活躍した悠斗を破っている。

 対するサンチャイは那須川天心らが練習するTEPPEN GYMのトレーナー。戦績は90戦を超えており、ラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級王座を獲得したことがある。19年4月のREBELSで老沼隆斗に判定負け、20年12月には大崎孔稀に判定負け。21年4月のBOMでは石井一成にKO負けしている。

 1R、白幡がサウスポーで積極的に左ロー、ミドルと攻撃を出す。するとサンチャイが遠い距離から右ストレートをヒット、これに白幡が後ろに吹っ飛んでダウン。立ち上がった白幡はコツコツ左ロー、ミドルで削りにかかる。

 2R、白幡が左ロー、ミドルを散らしていく。サンチャイは飛び込んでの右フックを強打。組んでの展開に両者ともヒザ蹴り。白幡は左ストレートをヒットさせて、コーナーにサンチャイを詰める。サンチャイは若干疲れが見えるように。

 3R、後がない白幡は前に出て、左ローやミドルを蹴る。さらに、ワンツーや左ボディとパンチでも攻撃を仕掛ける白幡。しかし、サンチャイも連打を許さず、いなし続けて組んでのヒザ蹴りで対処。最後まで攻めていった白幡だが、1Rのダウンが響いて判定負け。サンチャイはTEPPEN GYMのタイ人トレーナー達と勝利を喜んだ。

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