2021/11/06（土）UP
（最終更新：2021/11/06 11:50）

オーバーハンドを直撃させるパトリッキー（右）

　11月6日（土・日本時間）にアイルランド・ダブリンにて総合格闘技イベント『Bellator 270』が開催された。
　メインイベントのライト級（155ポンド/70.3kg）世界王座決定戦では同級1位のパトリッキー・ピットブル・フレイレ（35=ブラジル）が同級4位のピーター・クアリー（32=アイルランド）を2R 1分5秒、KOで仕留め、新王者となった。

【動画】パトリッキーのオーバーハンドが直撃、そしてKOの瞬間

　今回の王座決定戦は、パトリッキーの弟で前王者のパトリシオ・ピットブル・フレイレ（ブラジル）が王座を返上し、空位となったため行われた。
　試合は1R、パトリッキーが圧力をかけジャブからボディ連打を中心に攻める。クアリーはパンチに合わせロー、ハイキックを出す。クアリーの右ローにやや足を流された場面もあったが効いてはいない様子。パトリッキーはクアリーの左ジャブには右のオーバーハンドをヒットさせるなど、パトリッキーがリードする。

　2R、攻防中にクアリーの指がパトリッキーの左目に入り、試合が中断。やや赤く腫れ点眼など応急処置後試合再開。右ローを中心にパンチで攻勢に出るクアリーだったが、クアリーの右ストレートにカウンターで合わせたパトリッキーのオーバーハンドの左フックが顎を直撃！大きくぐらつき両手をついたクアリー。すぐに立ち上がろうとすると、そこにパトリッキーの左フックが再び直撃。クアリーは仰向けに倒れパトリッキーはパンチ連打。クアリーは立ち上がるがケージを背に殴られ続け、レフェリーが試合を止めた。