【ベラトール】ライト級王座を狙うパトリッキーが計量パス「必ずフィニッシュする」と余裕の笑み=11.6

2021/11/05（金）UP
（最終更新：2021/11/05 19:06）

　11月6日（土・日本時間）にアイルランド・ダブリンにて開催される総合格闘技イベント『Bellator 270』の前日計量が5日に実施された。
　メインイベントのライト級（155ポンド/70.3kg）世界王座決定戦で対戦する、同級4位のピーター・クアリー（32=アイルランド）は155ポンドで、同級1位のパトリッキー・ピットブル・フレイレ（35=ブラジル）は153.6ポンド(69.67kg)で共にパスした。

　今回の王座決定戦は、パトリッキーの弟で前王者のパトリシオ・ピットブル・フレイレ（ブラジル）が王座を返上し、空位となったため行われる。フェザー級の王者でもあったパトリシオは前戦となるフェザー級GP決勝（及びタイトル戦）でAJマッキーに敗れたため、その雪辱に専念する。

　パトリッキーは19年12月のRIZINライト級トーナメント 決勝でトイック・ムサエフと死闘を繰り広げ敗戦するも、ベラトールのライト級を代表する実力者。
　対するクアリーはコナー・マクレガーと同じSBGアイルランド所属の強豪。両者は今年5月に対戦し、2R終盤のクアリーの下からのヒジ攻撃でパトリッキーの額が割れて大流血。R終了時のドクターチェック後、クアリーのTKO勝利となった。

　パトリッキーとクアリーは共に計量台に上がると、力強くマッスルポーズ。フェイスオフでは、お互いしっかりと睨み合った。

　前戦で勝っているクアリーは「戦い方を変えることはない。明日の夜、再び奴を倒すだけだ」といい、地元開催でベルトを狙うことについて「12年間のハードワークが報われる。これまで人生の全てを捧げてきた。絶対に逃さない」と力強く語った。

　下馬評有利なパトリッキーは「必ずフィニッシュする、それだけだ」と、余裕の笑みを見せた。

　クアリーが地元開催で王者となるか、それとも、弟が返上したベルトを兄パトリッキーが手中に収めるか。

▶︎次ページは【フォト＆動画】パトリッキーがクアリーと睨み合い！前日計量＆フェイスオフの様子 

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