超新星の木下憂朔が日本人初の快挙！KO勝利でUFC契約を獲得「日本のスターになる」ホワイト社長が絶賛

2022/08/31（水）UP
（最終更新：2022/08/31 18:14）

　8月30日（日本時間31日）に米国ネバダ州ラスベガス／UFC APEXにて総合格闘技イベント『Dana White’s Contender Series 2022:Week 6』が開催された。
　メインイベントのウェルター級マッチにて、木下憂朔（22=パンクラス大阪稲垣組）がホセ・エンリケ（20=ブラジル）を3回KOで下し、見事UFC契約を手にした。
　日本人選手がこのUFC登竜門イベント『DWCS』に出場し、UFCの契約を手にするのは今回が初めて。

【動画】木下が見事な左カウンターでKO！このパンチでUFC契約を獲得

　木下は日本期待の超新星。これまでプロ5勝1敗の戦績だが、この唯一の黒星は昨年11月のRIZINで第9代DEEPウェルター級王者の住村竜市朗を失神KOした際、金網を掴んでの攻撃だったとして、反則負けとなっていたものだ。

　対するエンリケはブラジル名門ノヴァウニオン所属の若手実力者。19年にプロデビューし修斗ブラジル、LFAなどで戦いキャリア5戦無敗だ。

　試合は序盤からスタンド打撃の真っ向勝負。木下は強い圧力で積極的に攻めるが、エンリケが右ヒジを当て、木下の左側頭部をカット、流血に追い込む。
　最終3R、エンリケの右ストレートをかわした木下はカウンターの左フックを炸裂！　エンリケがダウンすると、木下は怒涛のパウンドの連打でレフリーストップを呼び込んだ。

　木下は勝利直後に絶叫すると「これ（契約を）もらったやろ！これがジャパニーズMMAだ」と喜びを爆発。

　木下の試合を観戦したホワイト社長も「日本のスター、これが唯一UFCが長い間失っていたものだ。才能あふれる彼はまさにそうなる存在だ」と、大満足な表情を浮かべた。

『Dana White’s Contender Series 2022:Week 6』
8月30日（日本時間31日）米国ネバダ州ラスベガス
▼ウェルター級マッチ
○木下憂朔（日本）
KO　3R43秒　※左フック→パウンド連打
●ジョゼ・エンリケ（ブラジル）

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