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【RIZIN】無敗の超新星・木下憂朔、DEEP王者・住村竜市朗を失神KOも、反則行為により失格負け

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2021/11/28(日)UP

この金網を掴んでの踏みつけにより、木下(上)は失格負け

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN TRIGGER 1st』
11月28日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール

▼第11試合 RIZIN MMAルール:5分3R(77.0kg)
○住村竜市朗(TEAM ONE)
失格 2R 2分34秒 ※反則行為により(金網を掴みながらの踏みつけ)
●木下憂朔(パンクラス大阪稲垣組)

 住村は第9代DEEPウェルター級王者。打撃・寝技どちらでも試合を決める力を持つオールラウンダーで現在4連勝中。RIZINでは昨年11月にGLADIATORウェルター級王者のレッツ豪太に判定勝利して以来1年ぶりの参戦。

 対する木下は6歳から空手を始め。15歳からMMAの練習も開始。アマ無敗で20年11月にプロデビューし、これまでプロでも4戦全勝、しかもその全てを1Rでフィニッシュしている超新星だ。

 1R、オーソドックスの住村にサウスポーは木下。互いに前手でけん制し合うと、右フックを振っていくのは木下。さらにミドルからフックストレートと繋ぐ。住村がパンチを警戒しながらジャブを飛ばす中、木下のインローが金的となり試合中断。
 再開すると互いに前手を触りながら、木下がローから左ストレート。木下のプレッシャーになかなか手が出ない住村だが、ノーモーションの右を当てる。

 2R、木下の左ミドルにバランスを崩して住村が尻餅をつく。木下は覆いかぶさるようにトップを取るがすぐに離れてスタンドへ。住村は距離が詰まると四つで組んでからタックルへ変化しテイクダウン。さらに立ってきた木下のバックへ飛びつくが、木下はかがんで前へ落とす。
 そしてスタンドとなると木下が左ストレートから追って右ストレート、さらにケージ際でもう一発右ストレートを当てると住村がダウン。住村は下から足を利かせようとするが、木下はその足を越えて顔面を踏みつけ。
 3回、4回と踏みつけると住村の頭がバウンドするように跳ねレフリーがストップ。衝撃的な失神KO劇。

金網を掴みながら踏みつけようとする木下

 しかし、第13試合と第14試合のインターバル中、RIZIN審判団から発表。映像検証し、木下が金網を掴んでの頭部への度重なる踏み付けを行ったことを確認したという。
 公式ルールに基づき、これが重大かつ危険な反則行為として、木下を第2ラウンドでの失格処分にしたと、発表された。

※全試合結果はこちら 

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