【BOM】石井一成、現ラジャトップランカーを秒殺KOでWBCムエタイ世界王座奪取
▼セミファイナル(第18試合) IPCC世界フェザー級(57.15kg)王座決定戦 3分5R
〇朝陽・P.K.センチャイ(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
KO 4R1分36秒 ※左フック
●ペイム・バンライカンケンドン(タイ)
朝陽はジュニア時代から様々なアマチュアタイトルを獲得し、プロ転向後も強打を武器にムエタイの権威あるタイトルを次々と獲得してきた。20年9月、”勝ったらONEと契約” を懸けた『Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT』ではKING 強介を判定3-0で下しONEスーパーシリーズへの参戦も手に入れている。前戦となった昨年12月のONEシンガポール大会ではジョセフ・ラシリにKO負けしており、今回再起戦を迎える。
対するペイムはオムノーイスタジアムとタイのスーパーチャンプを主戦場にするテクニシャンで、戦績は200戦を超えるという。
1R、左ロー主体の攻めの朝陽に、ペイムもローを返す。朝陽は右フックを当てるも、ペイムは問題ない様子。ロー主体の攻防となった。
2R、蹴り数を増やすペイムに、朝陽は左ボディ、右ストレートをヒットとさせるが、ペットは前進し右ミドルを放つ。
3R、プレスを強めるペイムは右ロー、右ミドル。朝陽は押され気味ながらもローにパンチも交ぜて応戦する。4R、前に出るペイムの左ミドルをしたキャッチした朝陽は即座に左フックを返すと、これがクリーンヒット! ペイムは失神し起き上がれず、朝陽が豪快にKO勝ちでベルトを巻いた。
▼第17試合 WPMFインターナショナル ミドル級(72.57kg)王者決定戦 3分5R
〇MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)
TKO 4R42秒 ※ドクターストップ
●喜多村 誠(ホライズンキックボクシングジム)
7月大会で引き分けたMIKEと喜多村がダイレクトリマッチで激突した。1R、右ロー、左ハイと蹴りを上下に散らす喜多村にMIKEは後手気味。喜多村は右のカーフキックも次々と当てていく。
2R、喜多村は左右ローを当てていき、左ジャブを突いて距離を取るMIKEがペースを握り返す。喜多村は左まぶたをカットし流血する。
3R、サウスポーにスイッチすると面白いようにMIKEの左ストレートが次々にヒットし、喜多村は攻められない。出血も激しく喜多村にドクターチェックが入る。MIKEは右ジャブも当てペースを握ったまま。
4R、一気に仕掛ける喜多村に、MIKEはパンチを当てると、さらに喜多村の流血が激しくなりドクターチェック。喜多村は試合続行アピールも、ドクターストップ。MIKEがTKO勝ちでベルトを巻いた。
▶︎次ページは、高橋幸光vs.パコーン・P.K.センチャイジム、琢磨vs.シリモンコン・P.K.センチャイ
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