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【月間ベストファイター・7月】吉成名高が世界初!ムエタイ3大タイトル制覇の快挙、最強の秘訣とは

 毎月イーファイトのサイト名にちなんでより良い試合をした選手に贈られる、格闘技月間ベストファイター賞。2022年7月のベストファイターは、7月3日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催された『BOM 36』のタイ国プロムエタイ協会フライ級(50.80kg)&WPMF世界フライ級ダブルタイトルマッチで、ペットニポン・サックチョロボー(タイ/タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)を2R KOし、2本のベルトを巻いた名高・エイワスポーツジム(=吉成名高)に決定した。(2022年8月24日UP)

PROFILE
名高・エイワスポーツジム(本名:吉成名高)
エイワスポーツジム所属
2001年1月8日、神奈川県出身
身長165㎝ 

【獲得タイトル -全11冠-】
ラジャダムナン・スタジアム認定ミニフライ級王者
ルンピニー・スタジアム認定ミニフライ級王者
ルンピニージャパンミニフライ級王者
WMC世界ピン級王者
WBCムエタイ世界ミニフライ級王者
IBFムエタイ世界ミニフライ級王者
タイ国スポーツ協会ナーイ・カノム・トムライトフライ級王者
初代BOMフライ級王者
WBCムエタイ・ナイカノムトムスーパー・バンタム級王者
タイ国プロムエタイ協会フライ級王者
WPMF世界フライ級王者

 幼い頃は空手に励み、小学生でムエタイを始める。アマチュアで数々の試合や本場タイ修行も経験し、プロデビュー。本場のタイでは神の階級と呼ばれるミニフライ級で、ムエタイの二大殿堂のタイトル、ラジャダムナンスタジアム(18年獲得)とルンピニースタジアム(19年獲得)のタイトル統一を達成。外国人で2人目、日本人初の快挙を成し遂げた。

 その他には上記の通り多くのムエタイ王座を獲得。

 20年8月より参戦したRIZINでは5戦無敗の負け知らず。そして今年7月には、タイ国プロムエタイ協会フライ級(50.80kg)&WPMF世界フライ級ダブルタイトルマッチに勝利し、2本のベルトを獲得。タイ人にも存在しない、3大ムエタイタイトル(ラジャダムナン、ルンピニー、プロムエタイ協会)を獲得した世界初の選手となった。獲得したベルトは合計何と11本、現在15連勝中の破格の記録を更新中。

選考理由
1、世界初!ムエタイ3大タイトル制覇の快挙を達成
2、圧巻ヒジ打ちでKO勝利、メインイベントを締めた
3、現在15連勝中、ムエタイで破格の11冠王に

選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ

 受賞された名高選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。

アルティメットフレキシジョイントUC-Ⅱ®

非変性Ⅱ型コラーゲン(UC-Ⅱ®)に、MSMやユニベスティン、キャッツクローを配合したサプリメントです。
マルチビタミン&ミネラル

100%自然素材を使用したビタミン&ミネラルサプリメント。着色料、香料、保存料は一切使用しておりません。
アミノ12パウダー

BCAAなど体内で合成できない必須アミノ酸を8種類配合。身体作りに好適なアルギニン、オルニチン、グルタミン、グリシン配合。飲みやすいオレンジ風味。
詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら
贈呈:ゴールドジム

ベストファイター記念インタビュー

プロムエタイ協会フライ級王者のペットニポン(右)にKOで圧勝した名高

 7月3日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催された『BOM 36』のタイ国プロムエタイ協会フライ級(50.80kg)&WPMF世界フライ級ダブルタイトルマッチで、名高・エイワスポーツジム(=吉成名高)がペットニポン・サックチョロボー(タイ/タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)に2R KO勝利。世界初となるムエタイ3大タイトル制覇を成し遂げた。

 ムエタイの殿堂として知られるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアム。その2大殿堂に続くタイ国プロムエタイ協会は格式の高い王座として知られる。3タイトル全てを制覇したファイターは、日本国内はおろか、世界中に存在しなかった。名高の戦う本場タイの軽量級は層が厚く、タイトル戦はもちろんランキングに入ることさえ難しいと言われるからだ。

 名高は、本場タイ人も成し得なかった快挙を達成した。試合は、ダブルタイトル戦として行われ、石井一成が返上したWPMF世界フライ級王座も同時に戴冠。一夜にして2本のベルトを腰に巻き、その実力を知らしめた。

 その名高に、試合から一ヶ月がすぎた8月中旬にインタビューを試みた。
 名高自身、今回のタイトル戦について「プロムエタイ協会はタイで試合をする人は、知らない人はいないと言えるベルト。ラジャやルンピニーでも(プロムエタイ協会の)タイトル戦は行われていて、やっぱりラジャとルンピニーを獲った後に『欲しい』と思っていました。試合の前に元々一成君(石井一成)が持っていたWPMFとダブルでやることになり、本当にいつも以上に気合が入っていました」と振り返った。

▶︎次ページ:圧巻ヒジ打ちKOの衝撃が走る、名高がテクニックや技術解説

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