【BOM】石井一成、現ラジャトップランカーを秒殺KOでWBCムエタイ世界王座奪取
▼第16試合 WPMF世界ウェルター級&BOMウェルター級(66.67kg)ダブルタイトルマッチ 3分5R
●高橋幸光(TSK jpan/BOMウェルター級王者)
判定0-3 ※47-50、48-49、47-49
〇パコーン・P.K.センチャイジム(タイ/P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
高橋はテコンドーとムエタイを融合させた独特なスタイルで、これまでにJ-NETWORK、MA日本キックの2本のベルトを獲得。昨年9月のBOMではKJヒロシを下してWMC日本スーパーライト級王座を奪取し、同年12月には水落洋祐を4R KOでBOMウェルター級王者にも輝き現在7連勝中。
対するパコーンは元ルンピニースタジアム認定ライト級タイトルを獲得するなど、ムエタイ界の超一流選手。60戦を超えるキャリアを持ち、高橋にとっては過去最強の相手と言えるだろう。高橋が初防衛&初の世界タイトル奪取となるのか、それともパコーンが鬼神の強さを見せて二本のベルトを巻くか注目の一戦だ。
1R、遠い間合いから左ミドル、前蹴り、後ろ蹴りの高橋に、パコーンは右ミドルを的確に当てていく。
2R、左フックを当てるパコーンはスピードある右ミドル。高橋は左ミドル連打で見せれば、パコーンは軸足蹴りで高橋に尻もちを付かせる。パコーンは速いミドルを出して、高橋に蹴りを出させない。
3R、高橋が左ミドルを出せば、即座にパコーンは右ミドルを返す。高橋はバックブロー。パコーンは右ミドルを出し、高橋はなかなか手数が出せない。
4R、組み付くパコーンは高橋をロックし子供を扱うように豪快にこかしていく。右ミドルのパコーンに、高橋はバックスピン。右ミドルを次々と当ててパコーンが優勢に立つ。
5R、組んではこかすパコーンは右ミドルを当て、徐々にムエタイ特有の流しに。高橋は最後まで追いかけ、最後にバックスピンを豪快に決めるがヒットならず。パコーンが大差を付けて判定勝ちし、2本のベルトを巻いた。
▼第15試合 WMC日本ライト級 (61.23kg)3分3R
●琢磨(東京町田金子ジム)
判定1-2 ※28‐29、30-29、29-30
〇シリモンコン・P.K.センチャイ(タイ/P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
元WBC日本ムエタイ スーパーフェザー級王者・琢磨と、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者で梅野源治と対戦経験あるシリモンコンが対戦した。
1R、細かいパンチ連打を突きながら、右ローを当てる琢磨に、シリモンコンは右ミドルをこつこつ当てていく。
2R、シリモンコンは左右ミドルの蹴り数を増やして琢磨を寄せ付けない。3R、パンチで詰める琢磨に、シリモンコンは右ミドルを的確に当て距離が縮まれば組んでのヒザで優位に立つ。パンチの手数では上回った琢磨だが、シリモンコンが的確な打撃で判定勝ちした。
▶︎次ページは、レンタ・ウォーワンチャイvs.健太、その他の試合結果
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