【UFC】“最強ヌルマゴメドフの従兄弟”ウマル、衝撃の失神KO！キャリア16戦全勝に
“最強ヌルマゴメドフの従兄弟”ウマル（右）、衝撃の失神KO！©️UFC
2023年1月14日（日本時間15日）米ネバダ州ラスベガスで開催された『UFC FIGHT NIGHT』バンタム級マッチにて、同級11位のウマル・ヌルマゴメドフ（27=ロシア）がラオーニ・バルセロス（35=ブラジル）を初回KOで下し、キャリア16戦全勝を飾った。
ウマルは元UFCライト級世界王者のハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟で、現Bellatorライト級王者のウスマン・ヌルマゴメドフの兄。16年にプロデビューを飾り、21年1月にUFCに参戦し3連勝。キャリア無敗の15戦全勝を達成した。
対するバルセロスはレスリングの元ブラジル代表でMMAでは元修斗ブラジルフェザー級王者。18年からUFCに参戦しUFC戦績は6勝3敗の実力者だ。
試合は1R、ジワジワと前に詰めてパンチで打ち合う距離を狙うバルセロスに対し、ウマルは鋭いジャブを中心に前蹴り、ミドル、ハイキックで押し返し、試合のリズムを作る。
緊張感ある攻防が続く中で残り20秒、ウマルがヒザ蹴りで踏み込みながら、左フックを強打！バルセロスは吹き飛ぶ様に倒れ失神。レフェリーがすぐに試合を止めた。
1R4分40秒、バルセロスの得意の組みの展開を一度も作らせなかったウマルが衝撃のKO勝利。これでデビュー無敗の連勝記録を16に伸ばした。
ウマルは勝利マイクでフィニッシュブローについて尋ねられると「何が起こったか覚えてない。クレイジーだ」とコメント。続けて次戦を尋ねられると「3月、自分は準備ができている。自分の階級なら誰でもいい。かかってこい」と吠えた。
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス
2023年1月15日（日本時間）米ネバダ州ラスベガス／UFC APEX
▼バンタム級
○ウマル・ヌルマゴメドフ（ロシア）
KO 1R4分40秒 ※左フック
●ラオーニ・バルセロス（ブラジル）
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