2023/01/22（日）UP
（最終更新：2023/02/07 09:18）

林（左）は仲川（右）を攻略した

▼第6試合 60kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇林京平（湘南格闘クラブ）
判定3-0　※30-27×2、29-27
●仲川広汰（Ten Clover Gym 浜松）

　林は、元K-1フェザー級王者・村越優汰と同門。前Bigbangライト級王者で、2020年9月のKrush.117で岡嶋形徒にKO負け。21年3月のKrush.123では國枝悠太にKO負けを喫し、11月は目黒翔大とドローに終わっている。

仲川は蹴りで反撃するも及ばず

　中川は中学生の時にはサッカーでU-15クラブユース選手権東海大会で優勝を飾るなど活躍したが、17歳からキックボクシングの道へ。アマチュアでは19戦12勝の戦績を持つ。22年3月にRIZINのリングで大樹とキックボクシングルールで激突した。

　1R、仲川はプレッシャーをかけて前へ出てヒザ蹴り。林は距離を保ちながらカーフキックを入れていく。仲川はヒザ蹴り、ボディ打ちで攻撃。林はパンチでKOを狙う。仲川のプレッシャーとヒザ蹴りが目立つも、林のカーフキックでダメージを与えていった印象。

　2R、仲川は左右に構えをチェンジしながらヒザ蹴り、ボディ打ち。林はカーフキックで削りつつ、パンチで揺さぶりかける。仲川は左右のヒザ蹴り。最後に林が左のカーフキックでダウンを奪った。

　3R、仲川は両足を交互に上げてディフェンスしながらヒザ蹴り。林は足を狙いつつ、ミドルキック、パンチで攻めていく。仲川はディフェンスしながらもヒザ蹴りで逆転を狙う。林はカーフキックを狙うも、なかなか蹴らせてくれない。勝負は判定までもつれて、林が3-0で勝利を収めた。

矢島は小寺をKOした

▼第5試合 53.5kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇矢島直弥（TSKjapan）
KO 2R2分34秒 ※パンチ連打
●小寺雄太（谷山ジム）

皇治がリングサイドでNARIAGARI出場の矢島の試合を見守った

　矢島はWPMF王座をはじめ、蹴拳ムエタイ初代フライ級王座などを獲得したベテランで、皇治が旗揚げした新団体『NARIAGARI』のオーディションに参加し、2月5日開催の旗揚げ大会でブレイキングダウンの“としぞう”と対戦することが決まっている。

　小寺は、昨年11月のBigbangで萩原秀斗にKO負け。矢島を相手にどんな試合を見せるのか注目が集まる。

激しい打ち合いを制した矢島（左）

　1R、リングサイドで皇治が見守る中、矢島は強烈なローキック。小寺もローキックを返して互角の展開。接近戦で打ち合う両者。構えをチェンジする矢島の右が入り、小寺が転倒するもスリップになった。

　2R、矢島は開始から打ち合いに出る。小寺は左フックで迎え撃つ。だが矢島は、一歩も引かずにパンチを連打。左をヒットしてダウンを奪う。立ち上がった小寺に矢島はヒザ蹴り、左を決めると二度目のダウンを奪う。立ち上がった小寺にパンチをまとめた矢島がKO勝ちを収めた。

矢島がパンチでKOした

　勝利した矢島は「昨日、NARIAGARIの記者会見に出席してもらい、2月の旗揚げ大会に出場させてもらいます。皇治さんにも来ていただきました。6年ぶりの後楽園ホールで前回は54秒でKO負けをしていたため、怖かったです。勝てて安心しました。これから格闘技界を盛り上げて、成り上がっていきます」と挨拶した。

＜その他の試合結果＞

▼第4試合 57.5kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇知良（RB アカデミー）
判定2-0　※29-28、30-29、29-29
●竹添翔太（インスパイヤードモーション）

▼第3試合フェザー級 3分3R ビッグバンルール
〇神田賢吾（WSRフェアテックス幕張）
TKO 1R2分22秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
●海（チーム OJ）

▼第2試合 55kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇松下武蔵（NOPPADET GYM）
判定3-0　※三者ともに30-25
●坂本侑生（ファイティングアカデミードラゴンテイル）

▼第1試合（特別試合）2分2R ビッグバンルール
△片山大樹（フリー）
判定ドロー　※三者ともに19-19
△HIRO（フリー）

▼オープニング　第2試合 60Kg 契約 2分2R ビッグバンアマチュアルール
●修羅斗（谷山ジム）
判定0-3　※三者ともに19-20
〇厚澤純（ファイティングラボ大宮/トイカツ道場）

▼オープニング　第1試合 52Kg 契約 2分2R ビッグバンアマチュアルール
●曽我好健（治政館江戸川道場）
判定1-2　※19-20×2、20-19
〇大久保祐（修徳会）