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【RISE】チャンヒョン、常陸飛雄馬との激戦を制し王座防衛!大﨑一貴がムエタイ強豪から2RTKO勝ち

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2023/01/28(土)UP

大﨑(左)はボディ打ちでムエタイ強豪を撃破した

▼セミファイナル(第8試合) SuperFight! スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
〇大﨑一貴(日本/OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)
TKO 2R 2分20秒 ※3ノックダウン
●ムァンコーン・ブームデックシーン(タイ/Boomdeksean/Chomrom muayesan 108ポンド王者)

ムァンコーン(右)の強打を冷静にブロックする大﨑

 大﨑はタイでムエタイ二大殿堂の一つ、ルンピニー王座に挑戦するなどの実績を持つ。20年からRISEに参戦し、同年9月にRISE王座を戴冠した。現在は15連勝中で、昨年10月には風音相手に王座防衛に成功している。

 相手のムァンコーンはChomrom muayesan 108ポンド王者の肩書を持ち、フックとローでガンガン前に出る攻撃的なファイターだ。

 1R、互いに前へ出て打ち合う。大﨑はガードを固めてインロー。ムァンコーンは左右のフックでKOを狙う。大﨑は冷静にガードをしながらインローで崩す。そして、大﨑はボディを攻めてインローでダウンを奪った。立ち上がったムァンコーンに猛攻を仕掛ける大﨑。ここでラウンド終了。

大﨑がボディ打ちからのワンツーでダウンを奪った

 2R、ムァンコーンは距離を詰めてパンチ連打。大﨑は冷静にガードしながらインローを返していく。そして強烈なボディ打ちからのワンツーダウンを奪う。立ち上がったムァンコーンにボディ打ちの連打で二回目のダウンを奪う。そして、最後は攻撃をまとめて3ノックダウンでKOした。

 KO勝ちした大﨑は「2023年、一発目からいい勝ち方できて良かったです。今年は全試合KOを狙っています。3月に志朗選手がタイ人とタイトルマッチで戦うんですけど、僕もそこを目指しているんで3月にタイトルマッチお願いします」とアピールした。


田丸(右)はクンスックノーイを攻略した

▼第7試合 SuperFight! -53kg契約 3分3R延長1R
〇田丸 辰(日本/TRY HARD GYM/RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
●クンスックノーイ・ブームデックシーン(タイ/Boomdeksean/Chomrom muayesan 112ポンド王者)

 田丸はジュニア時代から数々のアマチュアタイトルを獲り、2017年9月にプロデビュー。18年11月に無敗のまま初代RISEスーパーフライ級王座を獲得。19年9月に初黒星を喫し、その後2連敗を経て今年4月に1階級下のフライ級へ転向。続く10月の初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦で数島大陸に勝利し王座を手にした。今回、新王者となり初の海外選手との戦いに挑む。

クンスックノーイはヒザ蹴りとミドルキックで田丸の左腕を狙った

 対するはChomrom muayesan 112ポンド王者のクンスックノーイ。双子の兄弟のクンスックレックと共に注目されているファイターで地方のタイトルを多数獲得しており、今後ラジャダムナン、ルンピニーの2大スタジアムのタイトルを狙っていく存在だという。

 1R、田丸はクンスックノーイの右ミドルキックに合わせて、左、右とパンチを入れていく。クンスックノーイはパンチをガードしつつ右ミドルキックを連発。田丸は蹴りにパンチを合わせていった。

 2R、田丸は左腕を蹴られても、ローキックや左右のフックを返していく。クンスックノーイはミドルキックにヒザ蹴りを入れながら、左腕を狙う。田丸は打って来いとアピールしつつ、ローキックとパンチでダメージを与えていった。

 3R、田丸は左腕を蹴られながらも、ロ―キックやパンチを返していく。クンスックノーイは左腕にヒザ蹴り。クンスックノーイもパンチを返すが、力が弱いか。田丸は最後までパンチでKOを狙い、アグレッシブに攻撃した。判定は2-0で田丸が勝利した。

 勝利を収めた田丸は、「今年、スーパースターになりたいです。いろんな経験をしてきたんですけど、まだ上に行けると思います。もっとハイペースで試合をしたいので、3月も試合を組んでください」とアピールした。


宮城(右)は蛇鬼(左)を判定で下した

▼第6試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
〇宮城寛克(赤雲会/同級11位、元TENKAICHIウェルター級&ミドル級王者)
延長判定3-0 ※三者共に10-9
●蛇鬼将矢(チーム天野鰹節店/元NKBウェルター級王者)

 沖縄出身の宮城は地元の大会TENKAICHIのウェルター&ミドル級2階級王者。東京へ進出しJ-NETWORKやRISEを主戦場に。21年11月のRIZIN沖縄大会ではロペス薩摩をTKO、昨年7月には吉野友規から判定勝ちを収めている。

パンチで反撃する蛇鬼(右)

 蛇鬼はNKBウェルター級を制したハードヒッター。2020年後半からは3連敗と苦しんだか、21年3月に初参戦した『RIZIN.34』ではダウン応酬の末1R KO勝利。昨年8月は萩本将次してドローに終わった。

 1R、宮城はガードを固めてロ―キック。蛇鬼は宮城の蹴りに合わせて右を狙う。宮城はローキック、前蹴りで様子を見る。蛇鬼は右の強打、そしてバックスピンキックも見せる。宮城はパンチを打つも基本は蹴り技で崩しにかかる。最後に蛇鬼は右、左、右とパンチをまとめた。

 2R、宮城はガードを固めて前へ出るとカーフキックから右をヒット。蛇鬼は右のロングフックを放つも、ガードに阻まれる。宮城のパンチが決まり始めるが、蛇鬼の右も入り逆襲。互いの意地が見えるラウンドとなった。

宮城の判定勝ち

 3R、宮城はガードを固めてカーフキック。これが何度も決まる。蛇鬼は打ち合いに持ち込みたいが、宮城のカーフキックをもらってしまう。パンチはお互いに決める場面もあり、大きな差はない。判定は1-1でドロー。延長ラウンドに突入した。

 延長ラウンド、互いに前へ出て打ち合う。宮城が前へ出て手数で攻める。右、カーフキックと決めていき、やや優位に試合を進める。蛇鬼も引かずに前へ出て右を放つも、宮城の攻勢が目立つ。判定は3-0で、宮城が勝者となった。

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