2023/05/08（月）UP
（最終更新：2023/05/08 15:58）

真琴のハイキックがヒット

　第1部『DEEP☆KICK ZERO 06』の2部目の興行となった今大会はプロ本戦5試合、3名のプロデビューに加えDEEP☆KICK-65kg王座決定トーナメント準決勝、ランキング戦など様々な試合が開催。とりわけデビューの3選手・2試合は見どころの多い内容だった。

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK ZERO 07』
2023年4月30日（日）豊中市・176BOX

▼メインイベント　DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
●力哉（BKジム）
判定0-3　※27-29、28-30、27-30
〇真琴（NJKF誠輪ジム)

前蹴りを放つ真琴

　メインイベントとして開催されるのはDEEP☆KICK-55kgランキング戦。現在DEEP☆KICK-55kg級2位に位置付けている力哉と、同級6位の真琴が激突した。ランキングでは力哉が上だが身長差は真琴が約10cm上だ。

　1R、試合が始まるとパンチを上下に振っていく力哉と鋭いロー・ミドルからパンチに繋ぐ真琴という展開に。その中で真琴はローキックを意識させていってからのハイキックを放つと力哉にヒットしダウン、しかし見た目ほどダメージは少なかったか力哉はすぐに立ち詰めてくる真琴に対し反撃を試みる。1Rはダウンがものを言い真琴が優勢に。

力哉のボディがヒット

　続く2R、先ほどのダウンのダメージがあまり見えない力哉は前進を進めるが真琴はパンチ・膝・前蹴りと多彩な技を繰り出していきヒットを奪う。途中、力哉の鼻からの出血でタイムストップがかかる。しかし止まらないのは力哉、逆転の目を狙っていく。2R終了時点の判定は3者共に真琴を支持（17-20×2名、18-20）。

　最終ラウンド、後がない力哉は更に歩を強め逆転を狙っていくも真琴に中々強い一撃がヒットできず試合は終了。1Rにダウンを奪った真琴がそのまま判定勝利を飾りランキング上位の力也を下した。試合後のマイクで真琴は「ランキング上位の力也選手に勝ったのでこれで僕のランキングも上がる、次のトーナメントに呼んでください」と実行委員長の林裕人に直談判。DEEP☆KICKの地では3戦3勝とさらに脂の乗ってきた真琴、この勢いで更に-55kg級を暴れまわることが出来るのか。

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