【極真・世界大会】日本女子はベスト8中わずか2人、外国勢が猛威!明日19日決勝T
4年に一度開催される極真会館(松井館長)主催、『第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』(東京体育館)の2日目が11月18日(金)に行われた。決勝日は19日(日)だ。
女子でもロシアを中心とする外国勢が猛威を奮い、最終日に残るベスト8のうち、日本女子は鵜沢菜南と佐藤七海の2人を残すのみとなった。
【フォト】佐藤七海が”身長20cm差”相手と激闘、外国勢の猛威!=勝ち上がり表も
トップシードの鵜澤は昨年全日本優勝した大学生。2回戦を勝ち上がると、3回戦はロシア選手を相手に、鬼気迫る怒涛のパンチラッシュ。文句無しの圧勝で最終日に駒を進めた。
しかし3回戦では次々と日本人選手が敗れてゆく。
鵜沢、佐藤に次ぐ第三の実力者・23年全日本重量級優勝の本村愛花はロシア選手と対決し、本戦は引き分け。しかし延長開始数秒での胴回し回転蹴りをモロに食らい、一瞬ヒザを落とし技あり。ポイントを取り返せず敗退した。
また22年全日本3位の知念琉花は3回戦でこれもロシア選手に敗退。
”高校生3人娘”のうち唯一人3回戦まで上がった森岡優海も、179cmのロシア選手にラスト数秒で上段ヒザ蹴りで技ありを食らい、敗退した。
そんな中、156㎝の小柄な佐藤が、3回戦で176㎝のロシア選手ゴルダエワ・スベトラーナ(22)に鬼神もかくやの奮闘を見せ、勝利を掴んだ。
佐藤は20、21の全日本を優勝し、22は準優勝している。
2回戦では華麗な内回し蹴りと、上段前蹴りで一本を取り勝ち上がった。
佐藤は今までは機動力を生かし、回り込みながら細かいパンチを打つことが多かったが、3回戦ではなんと真正面から胸への強烈な突きを連打!
相手も重いヒザ、インローで対抗も、小さなステップでかわしながら、ほぼ正面から突きを叩き込み続ける。
後半にはどんどん前へ出て、相手を場外へ出すと、場内からは大歓声。そのまま押し切り、身長差20㎝をものともせず。打ち勝ってみせた。
最終日に残ったベスト8には、ロシア無差別王者のザベリナ・エリザベータや、19年女子3位のエルハイモワ・シャイネス(仏)らが待ち受ける。
明日19 日の最終日は試割りの後、12:10より男子4回戦、続いて女子準々決勝が行われる。
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