【極真・世界大会】ロシア勢の猛威に”2mの怪物”も2回戦で姿を消す!日本男子は10人が最終日に残る=11月17日〜19日 男子
4年に一度開催される極真会館(松井館長)主催、『第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』(東京体育館)の2日目が11月18日(金)に行われた。決勝日は19日(日)だ。
18日の2日目は2回戦、3回戦が行われ、優勝候補で前回2位のアレクサンダー・イエロメンコ(35=ロシア)や”無差別”全日本王者の西村界人(28=日本)は順当に勝ち上がるも、204cmの怪物ナシメント・イカロや、全日本ウエイト制で2階級制覇した”超新星”飯塚翼(20)も2回戦で姿を消し、19日の4回戦には日本人10人が勝ち上がった。
【フォト】ロシア王者・フランス王者たちが”ド迫力”一本勝ちの瞬間!
極真会館の最強の強豪国ロシア勢が、予想通り3日目に多く駒を進めた。
今年のロシア大会無差別級で2度目の優勝を果たしたエキモフ・マクシム(26=ロシア)は、195cm、111kgの体格から、2回戦は強烈なミドルキックとパンチで合わせ一本勝ち。3回戦では日本の髙木信に、強烈なヒザ蹴り、前蹴りを入れ本戦判定勝利、最終日に駒を進めた。
前回の世界大会で全日本王者の鎌田翔平をハイキックでKOするなど7位入賞したザガイノフ・イゴール(24=ロシア)や、前回3位のルジン・アンドレイ(27=ロシア)も怒涛の勢いを見せ、最終日へ。
前回世界2位のイエロメンコは2回戦、3回戦ともに強烈なパンチ、ミドルを効かせいずれも本戦で勝ち上がった。
またロシアの新鋭たちも、日本期待の選手を破っていった。
22歳のシャブロフ・ニキータは3回戦で全日本入賞常連の石崎恋之介(28)に、鋭いロー・ヒザを駆使し延長勝利。
21歳のソロベフ・エゴールも徳田寛大に判定勝利で勝ち上がった。
他、ヨーロッパ重量級王者トゥセウ・アントニオ(フランス)は、3回戦でロシア選手をパワーで圧倒し本戦5-0完勝。2回戦でも中段回し蹴り一本勝ちしており、明日の台風の目になるかもしれない。
日本男子で最も大型にして、21、22と全日本2連覇した西村界人は、188cm、110kgから繰り出される重いローを効かせ、3回戦では194cmの19歳ロシア人ファイターに完勝した。
また世界大会には4度目の出場し、183cm・97kgの荒田昇毅は、3回戦ではロシアの体重142㎏のオレイニコフ・イヴァンと対戦。
荒田はインローで崩すも、相手のパンチ連打はやまず、延長戦でも決着つかず。体重判定で40kg以上軽い荒田に軍配が上がり勝ち上がった。
22年全日本3位の大秦稜司は、3回戦でロシア選手を相手に、本戦は引き分けも、延長では見事な上段前蹴りで技ありを取り、最終日へ進んだ。
他、日本男子はK-1ヘビー級で活躍する谷川聖哉の弟尾・谷川蒼哉、3回戦を下段一本勝ちで勝利した山川竜馬、佐藤拓海、長澤大和、山上大輝、西村大河、岡部慎太郎が最終日へ駒を進めた。
明日19日は試割りの後、12:10より男子4回戦、続いて女子準々決勝が行われる。
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