ビクビクと両脚がけいれん！“恐怖の秒殺KO”がUFCファイトパスの年間最優秀KO賞に選出

2024/01/06（土）UP
（最終更新：2024/01/06 18:21）

　世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』は、4日に2023年のUFCファイトパスでの「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」を発表し、カウンターを食らいダウンした相手が失神し両脚がビクビクと痙攣（けいれん）する衝撃のKOシーンを選出した。

【動画】両脚がビクビクとけいれんする恐怖シーン！衝撃の秒殺KOに

　昨年10月28日（日本時間29日）にイタリア・ローマで開催された『Cage Warriors 162』でこの戰慄の瞬間が起きた。

　KOしたのはバリス・アディグゼル（フランス）。フェザー級マッチのアレックス・ベルティナッツィ（イタリア）との一戦だった。

　アディグゼルは超攻撃型のファイター。デビュー3連続1Rフィニッシュを飾っており、前戦は悔しいKO負け。この再起戦で復活を狙っていた。対するベルティナッツィは4勝3フィニッシュ（2KO・1一本）と決定力を持つ真っ向勝負の選手だ。

　試合は1R開始すぐ、ベルティナッツィのカーフキックでアディグゼルがバランスを崩すと、ベルティナッツィが怒涛のパンチラッシュ。絶体絶命かと思われたが、アディグゼルがドンピシャの左カウンター！

　ベルティナッツィは豪快にダウンすると失神、両足がビクビクとけいれんを起こした。開始わずか16秒の秒殺KO劇だった。ベルティナッツィはその後起き上がったが、呆然とした様子。自分が試合をやったことすらも覚えていないだろう。

　UFCファイトパスはUFCの試合のみならず、加盟する格闘技団体の試合映像も配信しているが、今回は本家のUFCでも滅多に起きないような衝撃のKOシーンだった。

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