2024/02/25（日）UP
（最終更新：2024/03/04 14:05）

健太（右）の意地とヒジが良太郎を苦しめた

▼第6試合KNOCK OUT-REDスーパーライト級/3分3R・延長1R
●良太郎（池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI）
判定0-3　※三者ともに27-30
〇健太（NJKF・E.S.G）

良太郎の右がヒット

　良太郎は“千の職質を受けた男”として有名で、折れない心とタフネスを武器に22年9月に渡部太基に勝利して、初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者となった。昨年9月はKNOCK OUT-REDスーパーライト級王座決定戦でバズーカ巧樹に判定負けを喫し、今回が再起戦となる。

　健太は元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者で、長くNJKFをけん引してきた大ベテランで、試合間隔を空けずに戦うことでも知られており“月イチ健太”の異名を持つ。今回が116戦目となり、現体制の『KNOCK OUT』に初参戦を果たす。

健太は右のパンチでダウンを奪った

　1R、互いに素早いジャブからのカーフキック。良太郎は左オーバーフックで攻撃。健太はこのフックにショートを合わせる。さらに健太はボディから右ハイキックのコンビネーションを見せる。

　2R、健太は早いジャブから右を合わせる。首相撲からのヒジ打ちがヒット。防戦一方となる良太郎は守りに入ると、左から右をもらいダウン。立ち上がった良太郎は右をヒットさせて意地を。

健太が良太郎を下した

　3R、後がない良太郎は前へ出るも、健太がヒジ打ち。さらに健太はローキックを連発。良太郎はヒジを返すも、これは不発に。健太はローキック連発から、左右ヒジ打ち。これで良太郎は口を切ってしまう。大きな差がなく、試合終了。判定は3-0で健太が勝利を収めた。

リングに上がって挨拶した鈴木千裕

　第5試合終了後、鈴木千裕がリングに上がり、KNOCK OUTとRIZINのベルトを肩にして二刀流を達成したことをファンに報告。「KNOCK OUTからMMAに挑戦して、こうして結果を残せたことはKNOCK OUTがあるからです。4月にRIZINの防衛戦があるので見ていてください。そのあとは、KNOCK OUTになると思いますが相手が決まっていないんですけど、誰になるのかな。みなさん、Twitterで見たいカードを書いてください」と挨拶し、ちびっ子たちにプレゼントを渡した。

＜その他の試合結果＞
▼第5試合KNOCK OUT-BLACK-ウェルター級/3分3R・延長1R
●渡部太基（TEAM TEPPEN）
判定0-3　※27-30、26-30、26-29
〇漁鬼（SHINE沖縄）

▼第4試合KNOCK OUT-BLACK スーパーウェルター級/3分3R・延長1R
●中島弘貴（NEXT LEVEL渋谷/元Krushスーパー・ウェルター級王者）
延長判定0-3　※三者ともに9-10
〇小田尋久（TEAM3K）

▼第3試合KNOCK OUT-BLACK– 63kg契約/3分3R・延長1R
〇大谷翔司（スクランブル渋谷）
TKO　1R 終了時　※セコンドからタオル投入
●キム・ウスン（韓国/仁川MOOVI GYM）

▼第2試合KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級/3分3R・延長1R
〇柿﨑瑠（クロスポイント吉祥寺）
KO　2R 2分59秒　※パンチ連打
●タネ♡ヨシキ（直心会）
※柿﨑が100gオーバーのため減点1、グローブハンデ（柿﨑が8オンス、タネが6オンス）で実施

▼第1試合KNOCK OUT-BLACK– スーパーフェザー級/3分3R・延長1R
●羽黒慈夢（クロスポイント大泉）
判定0-2　※19-20×2、20-20
〇小森玲哉（ONE`S GOAL）
※偶発的なローブローで試合続行不可能のため2Ｒまでの判定

▼プレリミナリーファイトKNOCK OUT-BLACK バンタム級/3分3R
〇川野龍輝（クロスポイント吉祥寺）
判定3-0　※30-29×2、30-28
●柚子貴（NJKF 京都野口 GYM）