井上拓真、ボディで悶絶させKO初防衛!最強挑戦者アンカハスを撃沈=試合結果
2月24日(土)東京・両国国技館にて行われた[WBA世界バンタム級(53.52kg)タイトルマッチ]では王者・井上拓真(大橋)が、元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回44秒TKO勝利、初防衛戦に成功した。
井上尚弥の実弟・拓真は、昨年4月に兄が返上したWBA世界バンタム級正規王座を判定勝利で獲得。アンカハスとの初防衛戦は昨年11月に予定されていたが、拓真の肋骨骨折で延期になっていた。
対するアンカハスは16年から9度の防衛に成功した元IBFスーパーフライ級王者。22年にフェルナンド・マルチネスに判定負けし陥落したが、昨年6月にはTKO勝利で再起を果たした。
サウスポーのアンカハスは素早く飛び込んでワンツー。拓真は圧力をかけながら左フック、右を合わせようと狙う。
2R、3Rと拓真の右カウンターがたびたび入る。4R、アンカハスが詰め、接近戦になると拓真はボディ、アンカハスの右もヒットする。
5Rになると、拓真が足を使って内、外から右を狙う。アンカハスは飛び込んでボディも、拓真のペースが続く。
7Rにはアンカハスがまたも接近戦を挑むも、拓真の細かい左右が上下に当たる。アンカハスはボディ。
そして9R,接近戦で拓真がボディを入れまくる。アンカハスも応じるも、拓真の右ボディカウンター!
ワンテンポ遅れアンカハスが崩れ落ちる。そのまま立ち上がれず、拓真が会心のKO勝利で防衛達成した。
拓真はマイクで「過去イチの強敵だと思っていた」と不安だったと吐露。さらに「判定続きでいい見せ場見せられなかったし、自分も変わった所見せたいと思った」とKO勝利を喜ぶ。
続けて「これだけの強豪相手に接近戦で打ち勝てたのは自信になった これからは変わった井上拓真を見せていきたい」とコメント。
セコンドの父・真吾氏や尚弥には「本当にありがとうと言いたい」と感謝する。
最後に「日本でバンタム級盛り上がってるけど、そこの頂点は井上拓真だってことを見せたい」と、群雄割拠のバンタム級でトップを獲ると意気込んだ。
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