無敗テコンドー美女、”閃光”パンチで一撃失神KO勝利！UFCホワイト代表も大興奮で即契約

2024/09/04（水）UP
（最終更新：2024/09/11 12:17）

　9月4日（水・日本時間）米国ラスベガスで行われたUFC登竜門『ダナ・ホワイト・コンテンダー・シリーズ（DWCS）』の女子フライ級戦で、豪快な73秒”右ワンパン”KOが発生、相手はくの字で失神し動かない。
　来場していたダナ・ホワイトUFC代表は大興奮で立ち上がり「即契約だ！」と、査定を待つまでもなく鶴の一声でUFC契約となった。
　彼女の名はテコンドー戦士のユメイシー・デュベン（28=ベネズエラ）。このパワフルなKOにネットでは「今年の女子MMAベストKO」「女子版ガヌーじゃん」と大盛り上がりだ。

【フォト・動画】高速パンチで”一撃”失神KO！彼女のマッスルグラマーなビキニ写真も

　DWCSはUFCが選手のスカウトを目的とした大会。日本人では22年、木下憂朔が見事なKO勝利で契約獲得している。

　デュベンはテコンドーをバックボーンとし、19年にMMAデビューすると無傷の4連勝、全てKO勝利している。しかし4戦目から5戦目の間に5年のブランクがあり、今回の相手でLFAフライ級女王シャノン・クラーク（32=カナダ／5勝無敗）とのオッズは、なんと7倍以上ものアンダードッグだった。

　しかし試合では、開始直後からデュベンがパンチコンビネーションをヒットさせ、相手は前に出るも打撃が空振る。そこへデュベンが深く腰を落とし、ボールを投げるかのような美しい右オーバーハンドで顔面に拳を叩きつける！

　相手は一瞬で意識を刈り取られ、仰向けにダウン。デュベンがグランドに滑り込み、追撃をしようか迷うと、レフェリーが試合を止めた。

　この衝撃的な一撃KOに、ホワイト代表は椅子から飛び上がり、シャツのボタンを引きちぎらんばかりに興奮。ホワイトは「コンテンダーシリーズ史上最大の番狂わせだ！夜の（査定の）最終決定を待つ必要も無い！」と叫び、珍しい即時契約となった。

　デュベンはインタビューで「信じられない」と喜び「ウォーミングアップで打撃の練習はせず、ただ彼女をKOするイメージだけを何度も繰り返していたの」と語った。
　これで彼女は5戦無敗、全てKO勝利でUFCに参戦する。今後の活躍に大注目だ。

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