【UFC】KO負け後に謎のブチ切れ!強盗事件の後遺症か、叫び散らし会場騒然
4月27日(日本時間)米国ミズーリ州で開催された『UFCファイトナイト・カンザスシティ』の[ライトヘビー級戦]では、20年に自宅侵入の強盗を撃退した15位アンソニー・スミス(36=米国)が、1R 大流血のTKO負け。
するとスミスは試合直後、リングの外の何者に向かって中指を何度も立て、身を乗り出し怒鳴りつけた!対戦相手も止めるほどの勢いだ。
この映像は拡散され「怖すぎる」等と話題となっているが、いったい何があったのか。
【フォト&動画】「怖い…」流血の形相で、観客に中指!叫び散らす衝撃の場面
スミスは、19年には絶対王者ジョン・ジョーンズに挑戦するなど活躍した、ライトヘビー級の激闘派ファイター。
20年4月には、自宅に侵入した強盗と約5分間の激闘の末警察に引き渡した。相手はレスリングの元州王者だったが、後にスミスは当時の恐怖を何度も語っている。
その後、20年から21年には3連勝を見せるも、最近では負けが込んでいた。
今回の相手は、中国のプロスペクト、ジャン・ミンヤン(26)。19勝6敗だが、勝利した試合は全て1RKOという猛者だ。また今試合でスミスは引退を宣言している。
試合は、ミンヤンが途切れぬ打撃で、離れてはジャブ、カーフ、接近してはヒジ、ヒザを入れてゆく。スミスのタックルもミンヤンはがぶると、上からヒジの嵐!たちまち大流血し、動きの止まった様子にレフェリーが止めた。
座って血を拭かれていたスミスだが、目をかっと見開くと、観客席に向かって指を突き立て何事か叫ぶ。さらに何度も中指を突き立てている。
この異常事態を感じ取ったか、ミンヤンが近寄り、立ち上がったスミスに話しかけ、止めるも、スミスは金網から身を乗り出し怒鳴る!観客席は歓声も困惑だ。
この映像が切り取られると「こいつ引退マッチを観客とやる気か」「一晩に2回負けたようなものだ、恥ずかしい」と揶揄する声が並ぶ。
しかし「彼の家に強盗が侵入し、彼が仕事をして(※撃退し警察に引き渡して)から、彼は前と同じではなくなってしまった」「近年の彼の精神状態が心配」など、強盗事件のPTSDの影響ではないかという声もあった。
実際、事件以来スミスは情緒不安定な言動が多くなり、23年の試合中にも相手に「お前は俺の家族を攻撃してる!許せないんだ!」と強盗と間違えているかのような様子もあった。
スミスはその後、怒りを示した理由について「観客席に失礼な男がいて、入場の時から、試合が終わった後までずっと、中指を立てたり、悪口を言ったり、ブーイングをしていたんだ。同郷の印のシャツを着ていたのに、許せないよ」と明かしている。
試合後は、グローブを置いて引退宣言したスミス。「MMAやその犠牲が、生活に大きな負担をかけているため、引退後の生活のほうがワクワクしているんだ」とも語っていた。激闘や痛みの多かった選手生活を終え、第二の人生を謳歌してほしい。
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