あの名王者がリングで逃げまくりTKO負け!ロープに吹っ飛ばされるダウンも=英国
5月11日(日本時間)英国ノッティンガムで行われたプロボクシング[IBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ]では、挑戦者で”逆転の名王者”元WBA世界フェザー級王者リー・ウッド(英)が、王者アンソニー・カカーチェ(アイルランド)に9回 2分15秒 TKO負け。
ウッドはロープに大きく吹っ飛ばされるダウンの後、ボディを効かされ大きく後ずさり、さらに背中を向けてリングを走ると、陣営からタオルが投入された。
【フォト&動画】強烈ボディ効かされリングを逃げる!吹っ飛ばされるダウンも
ウッドは劇的な逆転KO勝利を連発する英国の人気ボクサー。22年には元五輪銅選手にダウンを奪われ大ピンチも、強烈な右で、相手をリングから滑り落とす”大逆転”失神KO勝利。
23年には元王者ジョシュ・ウォーリントンを迎え、ほぼ全てのRを取られるも、起死回生の右でこれまた逆転KO防衛している。
その後スーパーフェザー級へ階級へ上げ、今回は1年以上間の空いた復帰戦だ。
相手のカカーチェは昨年5月、IBF同級王座を獲得するも、人気選手ウッドと対戦するため返上している。
互いに36歳、ベテラン同士の対決は、ウッドが地元の声援を背に前に出るが、カカーチェがスイッチを繰り返しながら下がりながら左フックを当ててゆく。ウッドは果敢に攻めるが、テクニカルなカカーチェのヒットが増えてゆく。
そして9回、序盤から打ち合うとカカーチェの左フックからの右アッパーが決まり、ウッドをロープまで大きく吹っ飛ばす。ロープに助けられ腰は落とさなかったが、レフェリーはダウンカウント。
更にカカーチェが左ボディを効かせると、ウッドは嫌がり大きく後退。更に背を向けリング中央に走り去った。この様子に限界と見たか、陣営がタオルを投げた。
激闘の名勝負であり、逆転王者ウッドは、またもピンチから盛り返しもあるかと期待する声もあった。
しかし背を向け逃げる様に「ランニングするな」「彼は闘牛士かと思ったが、雄牛だったようだ」と落胆の声も上がっていた。
勝利したカカーチェは「金のために試合した!次は(WBC王者)オシャキー・フォスターはいくらになるんだ!」と金の亡者キャラで喜ぶ。
ウッドは「言い訳はしたくない。彼のような素晴らしい選手に負けることは恥ではない」と潔く負けを認めていた。
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