堤駿斗、2度ダウンを奪うKO勝利!相手は背を向け足はガクガク「WBA王者でも今なら勝てる」
5月11日(日)東京・大田区体育館にて開催された『Lifetime Boxing Fights 27』のセミ[133ポンド契約10回戦]ではWBA世界スーパーフェザー級4位・堤駿斗(25=志成)が、同15位アイメ・アルボレダ(30=パナマ)に強烈フックで、3R2分39秒レフェリーストップのTKO勝利。相手は背中を向け足がガクつく圧倒ぶりだった。
堤はアマで世界ユースを制したホープで、プロ6戦全勝(3KO)。昨年4月にはフェザー級戦で1.55kgの体重超過。3R KO勝利したが、半年間の出場停止処分を受けた。大晦日には階級を上げ、元王者相手にKO勝利、世界挑戦権を手にしている。
アルボレダは20勝(15KO)3敗。20年にはWBA同級暫定王座戦に挑むもTKO負けしている。3敗のいずれもタイトルがかかるか、その直前の試合。野球出身で、パナマのナショナルチームに入っていた身体能力を誇る。
試合は堤が素早い踏み込みで、ボディへ右ストレート、左ボディを入れてゆく。アルボルタも豪快なフック連打も、堤は落ち着いてジャブ、更に打ち終わりを入れてゆく。
3Rには接近戦の打ち合いの中、偶然のバッティングにより、アルボレダの左目上がカットした。
そして後半、堤の右ボディから左の返しのカウンター!クリーンヒットし、相手が崩れ落ちダウン!
立ち上がるも一瞬ガクリとくるアルボレダ。
堤は激しく追い詰め、左右のフックを次々入れる。右フックで相手がヨロヨロとダウン寸前、背中を向け逃げようとする所に更に堤の左追撃!レフェリーがストップした。
堤はマイクで「母の日ということで気合入ってましたし、お母さんに恩返しできればと気合入ってました」とKOのプレゼントをしたと言う。
さらに「今WBA王者のラモント・ローチがジャーボンティ・デービスと再戦するかもということですけど、自分は暫定王者のガジフでもローチでも今なら勝てると思っている。さらに強くなって確実に今年中に倒せるよう精進したい」とベルト獲得を誓う。
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