【Krush】王者・石田龍大、パンチの豪快KOで初防衛！弘輝が衝撃1R KO負け、篠原悠人は復活KO

2025/05/18（日）UP
（最終更新：2025/05/18 17:37）

Krush実行委員会
『Krush.174/175 ～in OSAKA～』
2025年5月18日（日）大阪府立体育会館

▼メインイベント(第10試合)/Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
〇石田龍大（王者/POWER OF DREAM）
KO 2R 1分4秒　※パンチ連打
●松本海翔（挑戦者/TAD）
※石田が王座防衛に成功。

　石田は、POWER OF DREAM仕込みの強烈なパンチを武器とする王者。大阪府狭山市出身であり、地元で初防衛を目指す。戦績は12戦11勝(5KO)1敗で、次世代エース候補として注目を集めている。

　対する松本は、5戦5勝(3KO) 無敗でタイトルマッチにたどり着いた。24年6月に元Krush王者・森坂陸の引退試合の相手を務め、TKO勝ちを収めるなど、注目を集めてきた。

　1R、お互いにサウスポー。序盤、松本が鋭いカーフキックで距離を測ると、石田も応じて得意の左アッパー。互いにスピーディーなジャブの交換。松本が的確な左ストレートをクリーンヒットさせ、石田が一瞬効いた様子。しかしその直後、打ち合いの流れから石田が鋭い左フックをカウンターで叩き込み、先制のダウンを奪った。

　2R、松本はローキックから試合を組み立てるが、松本がストレートからフックのコンビネーションで前に出た瞬間、石田が右フックをタイミングよく合わせ、2度目のダウンを奪取。松本はダメージが濃く、足元もおぼつかない状態。石田は勝負に出て、連打のストレートを浴びせ、KO勝ちを収めた。

　石田はマイクを持つと「大阪、メインで試合を組んで頂きありがとうございます。応援ありがとうございました。松本選手、対戦ありがとうございました。根性があるので、また這い上がってフェザー級を盛り上げていきましょう。どんどん倒せていける選手になるので応援お願いします」とコメント。そして、K-1世界王者・寺田匠に対戦表明した。

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▼セミファイナル(第9試合)/Krushライト級/3分3R・延長1R
●弘輝（WORLD TREE GYM）
KO 1R 2分20秒　※パンチ連打
〇龍翔（BLACK☆Jr）※Krush初参戦

　弘輝は、関西出身で打ち合い上等のスタイルが武器。近年は、カーフキックなどテクニックにも磨きをかけつつ、今年2月のKrush GPでは、優勝候補の西京佑馬をローキックで苦しめ、判定負けも評価を上げた。

　対する龍翔は、大阪市出身のファイターで戦績は、12戦8勝(4KO)3敗1分。今回がKrush初参戦だ。

　1R、サウスポーの弘輝は、左のストレートと三日月蹴りで攻撃のリズムを作る。しかし、龍翔のタイミングを見計らった右ストレートがカウンターで炸裂、右ミドル、左フックでダメージを重ねてスタンディングダウンを奪う。

　続けて、龍翔は左フックで弘輝のアゴを跳ね上げて2度目のダウンを奪取。最後は左フックから右ストレートにつなぎ、鮮烈なKOで試合を締めた。Krush初参戦での見事な勝利となった。

　龍翔は「弘輝選手が強いのは分かっていたので、今まで以上に練習もして階級に合わせた体も作って、やっとパンチで倒せたと思ってます、大阪のDEEP☆KICKでチャンピオンベルトを狙ってます。よかったらそっちの応援もお願いします」と語った。

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