【ボクシング】50歳アンデウソン・シウバ、元UFC王者ウッドリーを豪快KO！猛烈アッパーで一撃

2025/12/20（土）UP
（最終更新：2025/12/20 14:05）

　12月20日（日本時間）、米フロリダ州で行われたプロボクシング［クルーザー級（195ポンド/88.5kg契約）6回戦］では、元UFCミドル級王者のアンデウソン・シウバ（50=ブラジル）が、元UFCウェルター級王者タイロン・ウッドリー（43=米）を豪快アッパーで2回1分33秒KO勝利。衰えぬ剛腕ぶりを見せつけた。

【フォト＆動画】シウバ、剛腕アッパーで一撃KO！ウッドリーが沈む

　シウバはPRIDEでも活躍し、UFCミドル級王座にも輝いたレジェンド。卓越した打撃を持ち、現在もボクシングに参戦し3勝2敗、一撃で流れを変える決定力を持つ。

　対するウッドリーも元UFCウェルター級王者であり、元UFC王者対決となった。ウッドリーは組みの強さで知られるが、爆発的な右にも評価は高かった。

　当初はシウバと因縁のあるクリス・ワイドマン戦が予定されていたが、負傷欠場によりウッドリーが代役に抜擢された。

　試合は初回、ウッドリーが様子を見ながらボディを叩き、シウバはフェイントと間合いで探る形。慎重な展開で場内にブーイングも起きる。

　しかし2回、シウバがロープを詰めると、強烈なアッパーをヒット！ウッドリーが崩れ落ちるようにダウン。立ち上がったものの足元が揺らぎ、ストップとなった。

　場内は大歓声。
　シウバはコメントで「これは最後の試合じゃない」と、次も戦うと明言。加えて、ビバリーヒルズ警察のアカデミーに入るという異色の計画にも触れていた。

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