これは反則?脚を掴まれ、逆脚で“回転”空中キック!失神KO勝利が話題「ミラクルな空手技だ」
5月30日、オーストラリアで開催されたムエタイ大会『Nemesis Rising IV』で、衝撃のKO劇が起きた。アルゼンチンの空手家ファクンド・ボダッチが、相手に脚をキャッチされた直後、逆脚で宙を舞うような回転キックを放ち、相手を失神KO!
【フォト・動画】これは反則?脚を掴まれ”回転”キック!相手は失神
SNSでは「ミラクルな空手技だ」と驚きの声が上がる一方、「これは反則ではないのか」と議論も巻き起こっている。
■脚を掴まれた直後、逆脚で“回転”空中キック
話題となっているのは、豪州ムエタイ系メディア『Aus Muaythai』が公開した映像。ボダッチが蹴りを放ったところ、対戦相手がその脚をキャッチする。次の瞬間、ボダッチは掴まれていない逆脚を大きく振り抜き、空中で回転するような形で相手の顔面を蹴り抜いた。
まともに被弾した相手は、そのまま後方へ倒れ込み、レフェリーが試合を止めた。投稿では「ローリングサンダーKOか、反則か」と題され、試合は1R KO勝利として裁定されたと説明されている。
■手を着いていた?“反則疑惑”も
ただし、このKOをめぐっては賛否が割れている。別角度の映像では、ボダッチの手がキャンバスに触れているようにも見え、SNS上では「手を着いて蹴ったなら反則ではないか」との声が上がった。
一方で、蹴りの動作自体は手が着く前に始まっており、「蹴りは成立している」「相手が脚を掴んでいた流れの中での攻撃」として、正当なKOと見る意見もある。会場にはインスタントリプレーがなく、結果はボダッチの1R KO勝利となった。
■センチャイキックとの比較も
この技については、ムエタイのレジェンドであるセンチャイが見せるトリッキーな回転蹴り、いわゆる“センチャイキック”と比較する声も出ている。相手の意表を突く回転動作から顔面を狙う点は似ているが、今回のケースでは、脚をキャッチされた状態から逆脚で蹴っているため、より危険で珍しい形となった。
ボダッチは、極真空手をベースとし、地方大会でも何度も優勝、入賞経験を持つ。今回の一撃も、ムエタイの中で放たれた技でありながら、空手的な身体操作や回転技の鋭さを感じさせるものだった。
危険かつ芸術的な一撃なのか、それともルール上のグレーな攻撃なのか。いずれにせよ、ボダッチの“空中回転KO”は、世界の格闘技ファンをざわつかせる衝撃映像となった。
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