【新極真会】”カザフの巨人”キンザ―スキーが圧倒優勝!同国対決制する、ベスト4を海外勢が独占=KCC・男子
7月19日(日)、国立代々木競技場第二体育館にて新極真会主催、第2回『空手Champion of Champions』(KCC)が開催された。男子9人女子8人制の“体重無差別”世界トーナメントで、優勝者には賞金1000万円が与えられるものだ。
男子・決勝戦では、昨年全日本大会優勝した、身長193cmの”カザフの巨人”アンジェイ・キンザ―スキー(カザフスタン)が、昨年のWFKO世界中量級優勝のアントン・ジマレフ(カザフスタン)に、本戦5-0で見事優勝。同国対決を制した。
決勝戦では、互いに手の内を知っている者同士、慎重な展開に。主審らから「積極的に戦うように」消極的注意が与えられた。
その後はキンザースキーがパンチ、ヒザ蹴りでボディを狙い、ジマレフが後ろ蹴りなどの大技を狙う、迫力ある展開に。それでも積極的に攻めらキンザースキーが強烈なボディへの回し蹴り、ヒザ蹴りで前へ出て、判定5-0で優勝を果たした。
マイクでキンザースキーは「自分の兄弟のような仲間と戦うのは、非常に難しい戦いでした」と振り返り、ジマレフと共に肩を組みカザフスタン応援席の声援に応えていた。
■準決勝
準決勝1では、キンザースキーが軽やかなステップも、エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)が強引に詰めパンチ連打。しかしグザウスカスが顔面殴打を繰り返し、痛恨の注意2を取られる。後半はキンザースキーのボディへのヒザ蹴り連打も冴え、本戦5-0でキンザースキーが決勝進出した。
準決勝2では、パウリウス・ジマンタス(リトアニア)が序盤から猛烈な突き連打で、ジマレフの身体を大きく揺らす。しかしジマレフが次第に手数で上回り、ジマンタスが下がり始める。
すると、ジマレフのヒザ蹴りがジマンタスの脚にヒットしたか、ジマンタスが脚を引きずり場外へ。そのまま一本勝ちとなり、ジマレフが決勝へ。
決勝はカザフスタン同士の対決となった。
■2回戦、1回戦
2回戦1では、グザウスカスが渡辺優作(日本)の強烈なボディパンチをもてあまし気味も、延長では重いヒザ蹴りで渡辺を下がらせ猛攻撃、判定勝利で準決勝へ駒を進めた。
2回戦2では、キンザースキーがステップ、長い手足で距離を取ると、遠田竜司(日本)の攻撃に次々カウンター。最後は懐深い構えからヒザ蹴り連打し、本戦5-0で圧倒した。
2回戦3では、ジマレフが渡辺和志(日本)との互いに激しいパンチの打ち合いも、渡辺が崩れ落ちる。ビデオ判定で、一度は肩が顔面に当たったとしてジマレフに注意1。しかし後に審判の聞き違いにより、ジマレフの技ありに変更。ジマレフが準決勝へ駒を進めた。
これはアクシデントで渡辺の頭が、ジマレフの肩付近ににぶつかってしまった。しばらく脳震盪で起き上がれないため、渡辺の自爆相当と判断され、技ありが取られたということだ。
2回戦4では、ジマンタスがパワフルな突きも、岡田侑己(日本)が鋭い右ローキック。しかし岡田がスネを押さえ転がりダウン!
ビデオ映像を見ると、岡田のローに、ジマンタスのヒザが当たっている。自爆した岡田は歩けず担架で退場。これで男子はベスト4で、日本勢が全てを消した。
また、男子の1回戦では、遠田がマシエ・マズール(ポーランド)に左右の強烈なローを入れ、得意の連打で前に出て本戦5-0で勝利。キンザースキーとの2回戦に駒を進めた。
【男子 結果】
優勝:アンジェイ・キンザ―スキー(カザフスタン)
2位:アントン・ジマレフ(カザフスタン)
3位:エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)
3位:パウリウス・ジマンタス(リトアニア)
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