【空手】”絶対解けない”帯の締め方が大バズり！「組手や試合の時も緩んだ事ない」
絶対解けない帯の結び方がバズる @ishikawa_dojo
極真空手の師範がSNSに投稿した動画「絶対解けない！ 空手の帯の締め方」が、9.9万再生を記録し、空手を習う人たちの間でバズっている。動画には「早速試してみる！」とコメントが並ぶ。
投稿した師範に取材すると「普段の組手や試合の時も緩んだ事ない。他の道場の方も役立つと思った」と語っている。
投稿したのは、国際空手道連盟極真会館 浜井派、愛知 石川道場の石川昭師範。豊明市・名古屋市を中心に活動している。
TikTokに投稿した動画には、”もう帯留なんていらない！？”とテロップが出される。激しい稽古や組手、型の途中に、帯が緩んでくることがあるため、多くの大会では帯留が推奨、必須になっている所も多い。
動画で石川師範は、まず帯を前から後ろで交差し、更に前へ持ってくると、左側を少し長めに持つ。
短い右側を腰に巻いている帯の下からくぐらせ、ここまでは一般的なものと同じだ。
一般的なものは、ここからもう一度クロスさせ、2重結びにするものだ。
絶対解けない帯の結び方がバズる @ishikawa_dojo
紹介されている”解けない結び方”は、ここから長く残っている方を単独で下からくぐらせ、輪っかを作る。そのまま残っている方をクロスさせると、作った輪っかの中へ通し、引っ張るというものだ。
文章で伝えるとわかりにくいかもしれないので、一見に如かず、動画を見てみるのがよいだろう。
筆者が実際に結んでみると、結び目は少し大きくなるが、確かに解けない。
石川氏に取材すると「この締め方はある空手の先生に教えていただきました。約5〜6年前から。普段の組手や試合の時も緩んだ事ないです」と、愛用の結び方とのこと。
※重要ポイント！一度結び、右の長いほうに輪を作り＠ishikawadojo
どうしてこの動画を上げようかと思ったか尋ねると「私の道場生に教えてますが、動画でも学んで欲しいと思ったこと。他の道場の方も毎回帯留をして稽古したり、帯留を忘れた場合や、型試合など帯留禁止の大会でも役立つと思い、SNSにも投稿させていただきました」と自身の道場生や、他の道場生にも学んでほしいと語った。
昨今の試合では時折、試合途中に帯がほどけ、ストップしては帯を結ぶ時間が取られるなどの光景が見られた。また試合終了後、判定を待つまでの間に帯直しで時間が取られることも。
武道では帯がほどけることは、身だしなみや集中の観点からも避けるべきとされている。この帯の結び方を学べば、解けない帯で安心して稽古、組手に臨めるだろう。
▶次のページは【フォト・動画】これが”絶対解けない”帯の結び方！
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