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【K-1】武尊が激戦を制し、小澤海斗との遺恨対決に終止符

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2016/06/25(土)UP

2度にわたる乱闘騒ぎで遺恨が生まれた両者。武尊(左)が小澤(右)との打ち合いを制した

▼第11試合 スーパーファイト -57kg契約 3分3R延長1R
武尊(K-1ジム・チームドラゴン/K-1 WORLD GP -55kg王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、29-28
小澤海斗(K-1ジム EBISU小比類巻道場/Krush -58kg王者)

 記者会見で小澤が挑発し、2度にわたって乱闘騒ぎを起こした両者がついに拳を交える。武尊は入場時から怒りの表情。リング上でにらみ合う両者は、グローブを合わせることなくそれぞれのコーナーへ戻った。

 1R、パンチとローを交換する両者。サウスポーの小澤は時折左ストレートを放つ。武尊は笑みを浮かべながら強い左ローを放ち、ボディにヒザを突き刺す。小澤も負けじとパンチとヒザ。スピードのある攻防が繰り広げられた。

 2R、武尊がヒザ蹴りと右ミドルを巧みにヒットさせていく。武尊の前蹴りで身体を丸める小澤だが、すぐにパンチ連打で反撃。武尊の左フックをもらった小澤がフックの連打。武尊はヒザを突き刺す。両者一歩も退かない打ち合いに。

 3R、武尊が前に出てくる小澤にヒザを連打、小澤がパンチで猛然と前に出て来ると武尊も打ち合う。右フックの相打ちからパンチとヒザでさらに打ち合う両者。ヒザ蹴りで武尊が押していき、左右ボディの連打。これで小澤の動きが一瞬止まるが、小澤も死力を振り絞ってパンチを打ち返す。武尊はさらに左右フックとヒザ蹴りで追い討ち。

 最後まで激しく打ち合った一戦は、武尊が判定3-0で制した。

 武尊はマイクを持つと、「試合前、小澤選手に挑発されて超ムカついたので、めちゃくちゃモチベーションが上がってい練習が出来ましたし、いい試合が出来ました。楽しかったです」と試合を振り返り、「小澤選手はプロとして試合を盛り上げてくれたので、僕も絶対に小澤選手を称えません」と、小澤を評価しながらもそれは口に出さないと語った。

☆全試合結果はこちら

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