【K-1】武尊が小澤の挑発にマジギレ乱闘寸前、会見大荒れ
6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント』の記者会見が、4月29日(金・祝)都内にて行われた。
-57kgスーパーファイト(ワンマッチ)として、K-1 WORLD GP -55kg王者・武尊(K-1ジム・チームドラゴン)とKrush -58kg王者・小澤海斗(K-1ジム EBISU小比類巻道場)の王者対決が決定。
小澤はアマチュアボクシングで東北3位、地元福島県大会では優勝した実績を持ち、2014年6月にKrushでプロデビュー。同年11月のK-1にも出場してKO勝ち。2015年に行われた「Krush -58kg WILDRUSH League」では優勝を果たし、今年2月に神戸翔太を破って武尊が返上したKrush -58kg王座の第2代王者になったばかりの23歳。戦績は7勝(5KO)1敗2分。
会見は最初からピリピリとしたムードに包まれた。小澤はマイクを握るなり、「K-1にかちこみに来た小澤です」と挨拶すると、「おい、武尊。みんなから活躍していると言われていい気になってんじゃないぞ。みんな武尊が負けるのを見たいと思うので、俺が武尊をぶっ飛ばすところを見せます。首洗って待っとれ」と武尊をにらみつけながら挑発したのだ。
これに武尊は「こういう相手にリスペクトのない挑発は大嫌いなので、俺がお前をぶっ倒す」と怒りを露にしたが、小澤は「ごちゃごちゃ言ってるけれど、そのベルトも俺のベルトになるんでよろしくな」とさらに挑発。
不穏な空気が流れる中での質疑応答では、お互いの印象を聞かれると「アグレッシブ、それだけ」と口をそろえ、「全部俺が勝ってます」(小澤)「見ている人には分かると思いますが、全くレベルが違う」(武尊)と舌戦を展開。
さらに武尊が「久々に挑発されてめちゃムカついています」と言えば、なんと小澤は「なんなら今ここで喧嘩でやってやるよ」と完全に喧嘩を売るモード。これには武尊も「やってやろうか」と怒り心頭。
小澤はKrushのベルトを持ってきたが、あえて会見の場には出さなかったと言い、「俺が欲しいのはK-1のベルトなので。勝って人生を変えるので見ていてください」と宣言。
武尊は「僕がここまで来たのは努力と覚悟を持ってやってきたから。そんな簡単なものじゃない。覚悟が違う」と王者としてのプライドを見せると、小澤は武尊の言葉をさえぎるように「覚悟なんか当たり前だよ」と言い放つ。武尊は「もういいですか?」と会見を打ち切った。
そして、両者が並ぶ撮影となったが、両者が額と額をくっつけてのにらみ合いを展開。「来いよ! やってやるよ」「お前が来いよ!」と会見場に両者の怒号が飛び交い、乱闘寸前のところで関係者が両者を引き離して別々に退場させるという異常事態。場内が一時騒然となった。
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<決定対戦カード>
▼スーパーファイト -57kg契約 3分3R延長1R
武尊(K-1ジム・チームドラゴン/K-1 WORLD GP -55kg王者)
vs
小澤海斗(K-1ジム EBISU小比類巻道場/Krush -58kg王者)
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