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【ONE】青木真也が54秒の電撃一本勝ち

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2019/10/13(日)UP

再起戦の青木が日本の大観衆の前でダースチョークを決め54秒電撃勝利

ONE Championship
『ONE: CENTURY PART II』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館

▼コーメインイベント第10試合 ライト級
○青木真也(36=日本/イヴォルブMMA)
一本 1R54秒 ※ダースチョーク
●ホノリオ・バナリオ(30=フィリピン)

電光石火のタックルで右手をバナリオの脇に刺した青木はそのままフィニッシュにつながるテイクダウン

 青木は修斗、PRIDE、DREAMを主戦場とし、寝技の極めの技術を武器に活躍。2013年4月に第2代ONE世界ライト級王座を獲得した。2度の防衛後に2016年11月の3度目の防衛戦でエドゥアルド・フォラヤンに敗れ王座陥落。今年3月のONE日本大会でフォラヤンを1R一本勝ちで下し王座を奪還したが、5月にクリスチャン・リーにTKO負けを喫し再度王座陥落。今回が5カ月ぶりのONE再起戦となる。

 対するホノリオ・バナリオは2013年2月にエリック・ケリーを破り初代ONE FC世界フェザー級王者となるが、同年5月の初防衛戦で大石幸史と対戦。1Rにホノリオのパンチの連打TKO勝ち寸前だったがゴング 、2Rに大石の右ストレートで逆転KO負けを喫した。パワー、技術はあるものの穴があり、その後4連敗を喫するも、その後には5連勝。しかし直近4試合は1勝3敗と負け越し。現在2連敗を喫する中、青木との一戦に再起をかける。

勝利を収めた青木は勝ち誇るようにステージに上がり会場を見渡した

 青木がタックルから右手をバナリオの脇に差し、ケージに押しつけながらバナリオを投げテイクダウン。起き上がろうとしたバナリオへガブると、脇に刺した右手を首に回しダースチョークへ。あっという間に極められたバナリオは既に成す術無くタップ。青木がわずか54秒で電撃的な勝利を収め、青木真也の存在を世界に知らしめた。

 青木はマイクを握ると、インタビュアーの質問を無視し「36歳になって、家庭壊して、好きなことやって、どうだお前らうらやましいだろう!」と絶叫。そして「とにかくいいものを作るために、これからクリエイティブなライバルたちに勝つために必死に生きていきます」と高らかに宣言した。

※全試合結果はこちら

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