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【ONE】青木真也、クリスチャン・リーにパンチでTKO負けし王座陥落

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2019/05/18(土)UP

クリスチャン・リー(右)に敗れ王座陥落した青木真也

ONE Championship
『ONE:Enter the Dragon』
2019年5月17日(金・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアム

▼ONE 世界ライト級タイトルマッチ
●青木真也(36=日本)
TKO 2R 0分51秒 ※パンチ連打
○クリスチャン・リー(20=シンガポール)
※リーが新王座に就く

リーの伸びのあるパンチが青木を襲う

 青木は2013年4月に第2代ONE世界ライト級王座に就くと2度の王座防衛に成功したが、2016年11月の3度目の防衛戦でエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)に敗れ王座陥落。しかし今年3月31日、ONE初の日本大会でフォラヤンと再戦し、1R2分34秒、肩固めで一本勝ちして王座を奪回した。今回が初防衛戦となる。

 対するリーはONE世界女子アトム級王者アンジェラ・リーの弟で、2013年FILA世界選手権でブラジリアン柔術、パンクレーション、総合格闘技、サブミッショングラップリングの5部門で優勝。2015年12月にONEでプロデビューを果たし、現在まで11勝3敗の戦績。11勝のうちKOが7勝、関節・絞め技による一本勝ちが4勝と勝利した試合は全てフィニッシュしている。

姉のアンジェラ・リーも弟を祝福

 1R、四つ組みから外掛けでテイクダウンをとった青木だがリーは立ち上がるが青木が再びテイクダウンを取りマウントから縦ヒジを落として行く。そこから腕十字でリーの腕を伸ばし、極まったかと思われたがリーは耐え脱出に成功する。

 2R、四つ組みの状態からテイクダウンを狙いたい青木だったが、リーが離れ、打撃で青木を追撃。右ストレート、左フックで青木をコーナーでダウンさせたリーが追撃のパンチを叩き込みリーのTKO勝利となった。
 勝ったリーは「最も若いチャンピオンになれて嬉しい」と話し、青木には「あなたはレジェンド。このような機会を与えてくれて本当にありがとう」と言葉を贈った。

※全試合結果はこちら

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