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【UFC】柔術世界王者ヴィエラが大番狂わせの一本負け、ヘルナンデスにギロチン葬

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2021/02/14（日）UP

右ストレートを放つヘルナンデス（右）（©Getty Images／UFC）

WME-IMG
『UFC 258』
2021年2月14日（日・日本時間）米ネバダ州ラスベガス／UFC APEX

▼ミドル級マッチ
●ホドルフォ・ヴィエラ（ブラジル）
2R1分53秒 ※ギロチンチョーク
〇アンソニー・ヘルナンデス（米国）

MMA無敗の柔術世界王者ヴィエラ（左）とヘルナンデス（右）（©Getty Images／UFC）

　ヴィエラは柔術世界選手権を5回、アブダビコンバットでも優勝を果たしており、2017年のMMAデビューから7連勝無敗。全ての試合を一本で極めている。

　対するヘルナンデスはメジャー団体に多くの選手を輩出しているLFAの元ミドル級王者。ここまでのMMA戦績は7勝2敗1無効試合で1KO／5一本勝ちと高いフィニッシュ率を誇る。

　1R、ヴィエラが片足タックルからリフトアップしてテイクダウン。ハーフガードからバックを狙い、これをヘルナンデスが嫌ってくるとマウントに変わって肩固めを狙う。ここでヘルナンデスが起きてくるとヴィエラは腕十字に変化。しかしヘルナンデスが立ち上がる。

打撃で応戦する柔術世界王者ヴィエラ（左）（©Getty Images／UFC）

　ヴィエラはしかしさらに金網に押し込む。だがヘルナンデスはこの猛攻をしのいでヴィエラの消耗を呼ぶ。そして右ストレートをクリーンヒット。頭の下がったヴィエラに前方からのフロントチョークを狙う。だがヴィエラは回転してこれを脱出。タックルに出るヴィエラだが消耗は隠せず切られてパンチを浴びる。しかし何とか組みついてしのぎ1Rを終える。

　2Rが始まるもヴィエラは回復し切れていない。組みついてバックに回るも前方に落とされ、タックルに出るヘルナンデスに切られパンチを浴びる。立ち上がってもハイ、ヒザ、左右ストレートとヘルナンデスに追われる。さらにヘルナンデスはヒジと攻勢を緩めない。そしてタックルに来たヴィエラに逆にギロチンを極めてタップを奪い、一本で勝利した。

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