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【UFC】“新星”美女戦士・バーバーが悔しい2連敗、打撃でグラッソに競り負ける

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2021/02/14(日)UP

打ち合うグラッソ(左)とバーバー(右)(©Getty Images/UFC)

WME-IMG
『UFC 258』
2021214日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

 ▼女子フライ級マッチ
●メイシー・バーバー(米国)
判定0-3 ※三者ともに28-29
〇アレクサ・グラッソ(メキシコ)

バーバー(左)とグラッソ(右)が睨み合い(©Getty Images/UFC)

 注目の若手ファイター・バーバーは17年に19歳の時でMMAデビューすると、翌年のUFC登竜門イベント「ダナホワイト・コンテンターシリーズ」でTKO勝利を上げ、プロ入りわずか1年余りで世界最高峰のUFの本戦行き。無敗のまま3連勝を飾ったが、昨年1月にMMA40戦以上のベテラン、ロクサン・モダフェリに判定負けし自身の初の黒星を喫した。MMA戦績は8勝1敗。勝利試合で判定は1度きりで、それ以外は全てフィニッシュ(5KO/2一本)している。

 対するグラッソはUFC7戦の実力者。UFC参戦前の15年2月に女子MMA団体『INVICTA』でDEEP JEWELSストロー級王者・魅津希に判定勝利を収めている。MMA戦績は12勝3敗。

グラッソ(右)の左がバーバー(左)の顔面に直撃する瞬間(©Getty Images/UFC)

 1R、サウスポーのバーバーに対し、グラッソは構えを左右にスイッチして出方を伺うが、主にオーソドックスで対峙する。走って出て組みついたバーバーだが、グラッソが体を入れ替えてくる。離れ際にバーバーがヒジ、グラッソはストレートを振るうが、これは両者クリーンヒットならず。パンチを振るい再び組みに行くバーバーだが、グラッソはそこにストレートとフックのカウンターを合わせる。

 2R、グラッソはバーバーのスイングフックをダッキングでかわし、右ストレートと左フックをクリーンヒット。ややグラついたバーバーは組みに出るが、グラッソに対処されテイクダウンに至れない。

 しかしバーバーは闘志を落とさず、右ジャブをヒット。そこから前に出て、グラッソの蹴りと同期して転倒させる。下になったグラッソだが、バーバーの腕を取り腕十字のように上下を入れ替える。グラッソはそこからバックに回り、スリーパーを狙う中でホーンとなる。

 3R、前に出るバーバーにグラッソは右ストレートと左フックのカウンターで対抗。バーバーが組んできても体を回して金網に押し込む。だが、ここでバーバーが大内刈りでテイクダウン。しかしグラッソは程なく立ち上がる。

 バーバーはパンチとヒジでグラッソを追う。そこから組みつきグラッソに再度のテイクダウンを迫る。グラッソが体を放してもフックを振るってさらに追い、終了間際グラッソを一瞬であったがテイクダウンして終える。

 判定は3者29-28でグラッソ。打撃の精度で上回って勝利した。

 上位のバーバーを降したグラッソは「前回から一生懸命練習してきました。グラップリングの練習を一生懸命やってきて、私はストライカーでしたが、総合格闘家としてランキングを上げていきたい、フライ級で上昇していきたいです。減量は大変ですが、ストロー級で強さを見せたい気もあります。でも今フライ級で体もできていい試合ができました。またみなさんにすぐ会えるよう頑張ります」と勝利を喜んだ。

 

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