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【RIZIN】ラウェイ世界王者・渡慶次幸平がKO勝利！強烈右フックで柔術家スタローンを沈める

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2022/02/23（水）UP

渡慶次幸平の豪快な右フックがヒット！RIZIN初白星を手にした

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN TRIGGER 2nd』
2022年2月23日（祝・水）エコパアリーナ（静岡アリーナ）ECOPA ARENA

▼第9試合　RIZIN MMA ルール（73.0kg）：5分3R
○渡慶次幸平（クロスポイント吉祥寺）
KO 2R2分31秒　※左フック
●ハリー・スタローン（関谷柔術アカデミー）

【動画】渡慶次幸平が豪快右フックでKO勝利する瞬間

スタローンがパンチで攻める

　渡慶次は12年にパンクラスでデビューするが、17年から「世界一危険な格闘技」とも言われる拳にバンテージのみを巻いて戦うミャンマーの伝統格闘技「ラウェイ」に参戦。18年には世界王者となっている。ラウェイでの戦績は18戦8勝4敗6分。
　対戦相手はほぼ本場ミャンマーの選手であり、その選手たちを相手に勝ち越している。昨年11月のRIZIN沖縄大会でMMA復帰しRIZIN初参戦を飾ったが、大原樹理を相手に1R16秒で秒殺KO負け。今回は再起を懸ける。

渡慶次の豪腕がうなる

　対するスタローンはDEEPを主戦場とする静岡在住の日系ブラジル人ファイター。ヒクソン・グレイシーカップ、柔術グランドスラムなどで好成績を残しており、キックボクシングの経験も持つ、実力派グラップラーだ。

　1R、渡慶次がミドルとロー、スタローンはローを中心に探り合いを見せる。渡慶次のハイキックに合わせてスタローンが前に出てグラウンドへ。
　渡慶次が立って逃げようとしたところでスタローンは背後につきスリーパーを狙う。渡慶次は防いでグラウンドから立ち上がるが、スタローンは金網に押し込みパンチ連打でラッシュ。
　しかし渡慶次はこれを乗り切ると首相撲からヒザを連打して反撃。ここからスタローンを押し倒し、パウンドを連打して1Rを終える。

渡慶次がハイキック！

　2R、ハイキックをヒットさせた渡慶次だが、スタローンがタックルでテイクダウン。しかし渡慶次は立ち上がり、三日月蹴りを打ち込み、続けてハイキック。
　スタローンがたまらず組みつくも、渡慶次は上をとりパウンドを連打。さらに、立ち上がると、戦前に予告していた踏みつけ！スタローンが立って来ても三日月蹴りからヒザ、左右のフックと猛攻。渡慶次は組んできたスタローンを寝かし、サッカーボールキックも見せる。両者の距離があいてレフェリーがブレイク。

　ここでスタローンが左右ストレートの連打で前進。しかし、渡慶次は首相撲のヒザから右フックで打ち抜いて倒し、遂にスタローンをノックアウトした。

初勝利の渡慶次

　渡慶次は勝利マイクで、最初に指導陣に感謝を述べると、「3月6日、LANDMARKで一番可愛がってる後輩の鈴木千裕がKNOCK OUTのメインでKOして、RIZINのメインで平本選手と試合をします。ペイパービュー、ぜひみんな買ってください」とエールを送り、「僕のこの試合はまだまだっていうところを見せつけたので、まだまだ頑張ります。ミャンマーのために頑張ります」と語ってケージを後にした。

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