【ボクシング】“美しすぎるボクサー”伊藤沙月がTKO勝利、世界へ一歩前進
伊藤がTKO勝ち
志成ボクシングジム / トラロックエンターテインメント
『LIFE TIME BOXING FIGHTS 12』
2022年12月31日（土）東京・大田区総合体育館
▼女子スーパーフライ級8回戦
◯伊藤沙月（志成）
TKO 4R 1分57秒
●ワッサナ・カームデー（タイ）
伊藤の左がヒット
元アマ全日本女王の伊藤沙月がプロ2戦目、タイのベテランに挑む。
伊藤は高校時代からボクシングを始めキャリア1年で全日本女子大会で優勝。以降、テレビなどで”美人すぎるボクサー”として注目され話題に。拓殖大学ではロンドン五輪強化選手となり、自衛隊体育学校で五輪を目指すも16年の全日本女子大会準優勝を最後に引退。
今年7月にバンタム級でプロデビューし、ナリーペンシー（タイ）に判定勝ち。今回は階級を一つ下げスーパーフライ級に挑む。
【フォト】伊藤がTKO勝利した瞬間、観客に笑顔、昨日の計量写真も
ダウンするカムディー
対するカムディーは6勝(5KO)7敗の戦績を持つ2011年プロデビューのベテラン選手だ。黒木優子や佐伯霞など後の世界王者がカムディに勝利してきている。伊藤もここで勝ち、世界への架け橋にしたいところ。
序盤から伊藤が積極的に攻め優位に進める。
2R、伊藤の打ち終わりを狙いカムディーがパンチを放ち、伊藤は度々被弾し、徐々に顔が赤く腫れ始める。しかし手数、有効打とも伊藤が上。
4Rに伊藤がダウンを奪うと、立ち上がったカムディーにラッシュ。被弾を続けるカムディーに、レフェリーが割って入りストップした。会場からは伊藤への声援が飛び、伊藤は笑顔で手を振った。
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