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亀田和毅、フェザー級初戦で惜敗！終盤追い込むも“手数の鬼”ドラミニが逃げ切る＝結果

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2023/10/07（土）UP

亀田和毅、フェザー級初戦は健闘も惜敗

　10月7日（土）東京・大田区総合体育館にて開催された『3150FIGHT vol.7 ～拳闘士はゲンコツで語る～』のメイン［IBF世界フェザー級2位決定戦 12回戦］では、同級5位の亀田和毅（32=TMK GYM）が同級8位のレラト・ドラミニ（29=南アフリカ）に判定1-2（112-116×2、115-113）で敗北。亀田はフェザー級転向1戦目で勝利を飾ることが出来なかった。

【フォト】亀田が健闘も相手のパンチがヒット！負けて呆然とリングを去る姿も

　亀田は亀田兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者、元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者で、現在4連勝。今回は、フェザー級転向後の初試合だ。通算戦績は40勝（22KO）3敗。

　対するドラミニはこれまでIBFアフリカ・フェザー級王座、WBCシルバー・フェザー級王座、WBCインターナショナル・フェザー級王座を獲得した実力者。通算戦績は19勝（11KO）2敗。

亀田が攻める

　1Rは互いに様子見も、2、3Rと進むごとにドラミニが細かい前後左右のステップでじわじわ詰める。
　ドラミニはよく動く上体から、素早いジャブ、リターンの右フックを繰り出すも、亀田は未だ様子見気味でジャブ。

　4Rになると亀田も近づき、左右フックを連打するも、ドラミニは多彩な角度からジャブ、リターン、さらにはボディ。

　後半7Rになっても、ドラミニのステップ、上体の動きは止まらない。

ドラミニの左がヒット！

　しかし8Rには亀田がサークリングし始め、ジャブ連打。9Rには亀田もインステップし、左の相打ちの場面も。終盤には亀田の左フックがヒット、ドラミニは効いた様子でクリンチに。

　10Rには亀田が徐々に詰め、会心の左ボディ！ドラミニがスリップし、苦笑しながら起き上がる。しかし、これはノーダウン。
　亀田は詰め続け、左ボディ狙いでフックを振りまくる。ドラミニの右目上からはパンチで出血。

ドラミニが亀田に勝利

　11R、ドラミニは声を出しながら手数を増やすも、終盤亀田の左フックがヒットする。
　最終R、亀田は詰めてはフックを狙うも、打ち合いを嫌がるドラミニはジャブワンツー、下がってはクリンチしまくり、逃げ切りを図る。

　判定は2者が116-112でドラミニ、1者が115-113で亀田、判定2-1でドラミニが勝利。亀田はフェザー級初戦を勝利で飾ることが出来なかった。

　ドラミニはマイクで「最高の気分です。でも亀田は強く、1試合で2回もカットされたのは初めてです」と亀田を称えた。

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※全試合結果はこちら

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