【K-1】末松晄が決勝進出、WBCムエタイ世界王者を手数で圧倒=女子アトム級王座決定T
K-1実行委員会
『K-1 WORLD MAX 2025』
2025年2月9日(土)東京・国立代々木競技場 第二体育館
▼第2試合 AULA AILA Presents 第3代K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R・延長1R
●ルシール(Taylormade Muay Thai)
判定0-3
〇末松晄(K.I.K team BLADE)
ルシールは15勝(3KO)3敗の戦績で、WBCムエタイ世界ミニマム級(-45.35kg)、WBCムエタイ豪州ミニフライ級(-47.62)、MTL女子ミニマム級(-45kg)などのタイトルを獲得してきた強豪。23年9月には前王者の菅原美優とも対戦している。
これに対し末松は高校時代からプロとして活躍してきた19歳。これまで5勝(1KO)1分と無敗の戦績でトーナメントに挑む。
1R、末松は軽快なステップから積極的に攻める。前蹴り、ロー、ストレートと浴びせ、ルシールもパンチを振り返しローを返すが末松が攻勢。
2Rも末松がスピードと手数を活かして攻める。末松が先手を取り、ルシールもミドルを返すが、末松はそれを飲み込むように攻撃を返す。ラウンド最後は飛びヒザも見せる末松。
3R、末松はロープに追い込み、やはり手数でルシールを圧倒。ルシールが蹴り返してもすぐに攻撃を返し、パンチも目先でかわし連打をリターン。ボディ打ちでもルシールを苦しめ試合終了となる。
判定は30-27、30-27、30-28の3-0で末松が制し、無敗を更新するとともに決勝へ進出した。
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