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【KNOCK OUT】”ムエタイ大魔神”ゴンナパーが判定勝利、古村匡平は敗れるも奮戦光る

2025/02/09（日）UP

ゴンナパーがハイキックを放つ

株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents 『KNOCK OUT 2025 vol.1』
東京・後楽園ホール

▼セミファイナル（第8試合）KNOCK OUT-RED -63.0kg契約/3分3R・延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック（タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム）
判定3-0　※30-28×2、29-28
●古村匡平（FURUMURA-GYM）

【フォト】ムエタイ大魔神・ゴンナパーのキックが炸裂！

ゴンナパーと古村のパンチが交差する

　ゴンナパーがKO初参戦。ムエタイ大魔神の異名を持ち、K-1グループでは“日本人キラー”として名を馳せた。最近では3連続KO勝ちを含む5連勝の後、K-1王者・与座優貴に敗れたが、昨年9月にKO勝利で再起。満を持してKNOCK OUTへの初参戦を果たし、キャリア初のオープンフィンガーグローブ戦に臨む。
　対する古村はKOで活躍する古村兄弟の兄。九州でムエタイルールで活躍した後KNOCK OUTに参戦。23年にはタイの実力者であるバットマンに判定勝ちを収めている。前戦は昨年9月タイ強豪に1R KO勝利。

　1R、サウスポーのゴンナパーが強烈な左ミドル。古村は左ジャブ、左フック、右ミドルと攻撃を散らすが、ゴンナパーは重い左ミドルと左ストレートで押し戻す。古村は前蹴りで距離を測りながら右ローを刻み突破口を探る。

ゴンナパーが勝利する

　2R、ゴンナパーの入り際に古村が左フックをヒット。表情を変えないゴンナパーは圧力を強め、下がる古村を左ミドルで突き放す。古村は距離を取り右ストレートを上下に打ち分けて攻めるが、ゴンナパーは古村をコーナーに追い込み左ストレート、右フックを強打する。

　3R、前蹴りから右ストレートで攻める古村にゴンナパーは左ミドル、左ストレート。下がる古村が振るった左フックがカウンターとなりゴンナパーのアゴが上がる。ゴンナパーは体を上下に揺らしながら左ミドル。さらに飛びヒザ蹴りを浴びせるが、古村はカウンターの右ストレートで迎え撃つ。至近距離ではヒジを交換する両者。疲れを見せながらも手数を減らさないまま試合終了のゴングを向かえた。

　判定はジャッジ3者がゴンナパーの勝利を支持。ムエタイ大魔神が初参戦のKNOCK OUTで存在感を強く見せつけるも、古村の健闘が光った一戦となった。

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▶︎【フォト】ムエタイ大魔神・ゴンナパーのキックが炸裂！