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【ボクシング】“アマ10冠”今永虎雅が完勝で新王者に!「ほぼフルマーク」も、相手の村上雄大も引かず

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2025/09/14(日)UP

今永(左)が的確なカウンターの連続で新王者に

 9月14日、愛知・IGアリーナで行われたプロボクシング[日本ライト級王座決定戦 10R]では、同級2位・今永虎雅(大橋)が、“ほぼフルマーク”の判定3-0(100-90×2、99-91)で完勝。同級1位・村上雄大(角海老宝石)を的確なカウンターの連続で下し、新王者に輝いた。

今永がパンチを当て続けた

 今永は8戦全勝(5KO)。史上初の高校8冠を含む、アマチュア10冠のエリートだ。村上は6勝2敗1分。今回は3度目の日本タイトル挑戦となる。

 試合は互いにサウスポー。試合は今永が遠い距離から、鋭いジャブで先制、スピードある左に繋げる。

 4Rになると、今永が連打を開始、詰めては鋭い上下フック、更にアッパーを次々に入れる。5Rも、今永が右ボディからのフックで効かせると、コーナーに詰めて連打を開始!村上のアゴが何度も跳ね上がりグラつく。

 5Rまでのジャッジは、3者とに50-45でフルマークで今永だ。

村上の必死の猛攻

 その後、取られている村上は、積極的に前へ出ては、左右フックを振るが、今永は冷静にカウンターを合わせる。
 しかし村上は顔を赤く腫らせながら、引かずに連打を出し続ける。最終Rには息をもつかせぬ猛ラッシュで今永を追い込む場面も見せた。

 判定はほぼ1者が1ポイントのみ村上につける、今永の”ほぼフルマーク”勝利。今永がプロキャリア初のベルトに喜んだ。
 今永はマイクで「目指している所は世界」と語り、サウジアラビアで試合の可能性もあると言い「いつでも大きいチャンスが来ても良いよう、もっともっと強くなる。世界チャンピオンになる」と先を見据えた。

※全試合結果はこちら

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